変異株・半導体等部材不足による供給制約
FY2022-Q3に初出。5回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2023。
コムシスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。14社中7社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに4社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、ウィズコロナの下、社会経済活動が正常化に向かいつつあり、景気の持ち直しが期待されておりますが、エネルギー価格及び原材料価格の高騰、各種部材不足など供給面での制約、また、金融資本市場の変動等に引き続き注視する必要があります。」
半導体等部材不足に加え、エネルギー価格・原材料価格の高騰及び供給制約が継続する懸念要因として明示された。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「SYSKENグループは、通信事業者からの設備建設工事の受注が堅調に推移したことにより、受注高23,929百万円(前年同期比13.4%増)となりました。高度無線環境整備工事、官公庁関連工事、太陽光発電設備工事等の反動減の影響により、売上高19,131百万円(前年同期比12.6%減)、営業利益636百万円(前年同期比47.3%減)となりました。」
部材不足に起因する供給制約を含む工事進捗への影響が継続する中、SYSKENグループでは反動減等により売上高・営業利益が減少した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「SYSKENグループは、通信事業者からの設備建設工事の受注拡大に取り組んだことにより、受注高16,083百万円(前年同期比10.9%増)となりました。高度無線環境整備工事の反動減の影響、通信事業者の設備投資の減少、資材納入遅延による工事進捗遅れ及び前期繰越工事の減少により、売上高11,972百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益311百万円(前年同期比62.9%減)となりました。」
資材納入遅延による工事進捗遅れが、SYSKENグループの売上高・営業利益の減少要因として数値化されている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「日本コムシスグループは、社会システム関連事業における公共関連工事の減少、通信事業者の設備投資の減少及び半導体不足における工期延伸等の影響により、受注高58,127百万円(前年同期比6.3%減)、売上高45,530百万円(前年同期比21.1%減)、営業利益307百万円(前年同期比92.9%減)となりました。」
半導体不足による工期延伸が実際に発生し、日本コムシスグループの受注・売上・営業利益の減少要因として数値化されている。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「変異株の感染拡大による影響、半導体をはじめとする各種部材不足など供給面での制約及び金融資本市場の変動等に引き続き注視する必要があります。」
変異株の感染拡大及び半導体等の部材不足による供給面の制約を、経済環境上の新たな留意要因として記載している。