英国のEU離脱、海外景気減速、円高による景気下押し懸念
FY2017-Q1に初出。32回の記載のうち14回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-08-05。
安藤・間がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。34社中23社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに52社。
- 2026-08-05再掲決算
「今後についても、雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復が期待されますが、中東情勢の影響など、景気の下押しリスクに留意する必要があります。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要があります。」
中東情勢による景気下押しリスクと金融資本市場の変動への注意を継続している。 - FY2026再定義有価証券報告書
「今後の事業環境につきましては、回復基調が続くと期待されますが、中東情勢の影響や米国の通商政策をめぐる動向など、景気を下押しするリスクに留意する必要があります。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要があります。」
従来の米国通商政策や金融資本市場への注意を維持しつつ、中東情勢の影響を新たに明示している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「今後の事業環境につきましては、引き続き回復が期待されますが、米国の通商政策による世界経済への影響や、物価上昇の継続による個人消費への影響が、わが国の景気を下押しするリスクとなっています。また、金融資本市場の変動等に一層注意する必要があります。」
従来の海外景気や各国の金融施策への注意から、米国の通商政策、物価上昇による個人消費、金融資本市場の変動へリスク要因を整理している。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「今後についても、引き続き回復が期待されますが、各国の金融施策に伴う影響など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価・エネルギー価格の上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
海外景気の下振れ、物価・エネルギー価格の上昇、金融資本市場の変動への注意を継続している。従来の「世界的な金融引締め等」から「各国の金融施策に伴う影響など」へ表現が整理されている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「今後についても、雇用・所得環境が改善する下で回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締めに伴う影響など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価・エネルギー価格の上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
雇用・所得環境の改善と景気回復への期待を示す一方、世界的な金融引締め、海外景気の下振れ、物価・エネルギー価格上昇、金融資本市場の変動への注意を継続している。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「今後についても、雇用・所得環境が改善する下で回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価・エネルギー価格の上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
海外事業固有の法令・政治情勢や為替変動に関する前年度の記載から、今四半期は世界的な金融引締め、海外景気の下振れ、物価・エネルギー価格の上昇、金融資本市場の変動というマクロ経済上のリスクに焦点を移している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「諸外国で事業を行っているため、その国の法令諸規制・税制の予期せぬ改廃・新設、政治・経済・社会情勢の著しい変化、為替相場の大きな変動が発生した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の海外景気や金融資本市場の不透明性に加え、海外事業に固有の法令・税制、政治・経済・社会情勢、為替変動のリスクを独立項目として具体化している。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「今後についても、ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって、持ち直していくことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価・エネルギー価格の上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
従来の世界的な金融引締め、海外景気の下振れ、物価上昇、供給制約、金融資本市場の変動への留意を継続しつつ、エネルギー価格の上昇を明示し、ウィズコロナ下での景気持ち直しとの併記に整理している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「今後についても、各種政策の効果もあって、持ち直していくことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。」
世界的な金融引締めを背景に、海外景気の下振れ、物価上昇、供給制約、金融資本市場の変動を国内景気の下押し要因として明示しており、リスク要因が具体化している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「今後については、各種政策の効果もあって、持ち直していくことが期待されますが、世界的に金融引締めが進む中での金融資本市場の変動や原材料価格の上昇、供給面での制約等による下振れリスクに十分注意する必要があります。」
従来の海外経済・金融資本市場の不透明性に加え、地政学的リスク、世界的な金融引締め、原材料価格の上昇、供給面の制約による下振れリスクを明示している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの動きがみられたものの、新たな変異株による感染リスクが高まりを見せており、先行き不透明な状況が継続しました。今後についても、感染再拡大による下振れリスクや金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
従来の感染症・金融資本市場への留意に加え、新たな変異株による感染リスクの高まりと感染再拡大による下振れリスクを明示している。 - FY2022-Q2再定義有価証券報告書
「今後については、感染症対策が徹底され、ワクチン接種が進むなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気の持ち直しが期待されますが、国内外の感染動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
感染症、海外経済、政策、金融資本市場への留意という従来のリスク認識を継続しつつ、ワクチン接種や国内外の感染動向を明示している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの動きがみられたものの、依然として厳しい状況が継続しました。また、足元では新型コロナウイルス感染症の再拡大も見受けられることから、引き続き感染拡大防止策の徹底を図るとともに、感染動向が内外経済や金融資本市場等に与える影響について、注視していく必要があります。」
経済に持ち直しの動きがみられる一方、依然として厳しい状況が続き、感染症の再拡大と内外経済・金融資本市場への影響を注視する必要があると記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「今後についても、引き続き感染拡大の防止策を講じながら、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意するとともに、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
感染拡大による内外経済の下振れリスクの高まりと金融資本市場の変動への留意を継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「今後についても、引き続き感染拡大の防止策を講じながら、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意するとともに、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
感染拡大による内外経済の下振れリスクが「高まっている」と明示され、金融資本市場の変動への注視も継続している。 - FY2021-Q2再定義有価証券報告書
「今後については、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルが引き上げられていくなかで、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
従来の感染症が内外経済に与える影響という表現から、国内外の感染症の動向そのものと金融資本市場の変動等を注視する表現へ整理している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「今後については、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルが段階的に引き上げられていくことが期待されますが、引き続き感染症が内外経済に与える影響や金融資本市場の変動に十分留意する必要があります。」
感染症が内外経済に与える影響と金融資本市場の変動への留意を継続している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調で推移してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、景気は急速に悪化し、内外需とも下押しされ、極めて厳しい状況となっております。今後についても、感染症拡大の影響による極めて厳しい状況が続くと見込まれ、内外経済をさらに下振れさせるリスクに十分留意するとともに、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。」
従来の国内外の政治・経済情勢や金融資本市場の不透明性に加え、新型コロナウイルス感染症拡大により景気が急速に悪化し、極めて厳しい状況が続くリスクとして具体化している。 - FY2020-Q3再定義有価証券報告書
「今後についても、各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に、引き続き留意する必要があります。」
従来の政策に対する不確実性への言及を含む表現から、海外経済の動向と金融資本市場の変動の影響に焦点を置く表現へ整理している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「今後についても、各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、海外経済の動向と政策に対する不確実性や金融資本市場の変動の影響に、引き続き留意する必要があります。」
海外経済の動向、政策に対する不確実性、金融資本市場の変動への留意と、緩やかな景気回復への期待を継続している。 - FY2020-Q1再定義有価証券報告書
「今後についても、各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、海外経済の動向と政策に対する不確実性や金融資本市場の変動の影響に、より一層留意する必要があります。」
従来の国内外の政治・経済情勢の不透明性という表現から、海外経済の動向・政策の不確実性および金融資本市場の変動の影響へとリスク要因を具体化している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「今後についても、雇用・所得環境が改善するなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、国内外の政治・経済情勢の不透明性については、留意する必要があります。」
国内外の政治・経済情勢の不透明性への留意と、雇用・所得環境の改善や政策効果を背景とする緩やかな景気回復への期待を継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「今後についても、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな景気回復が続くことが期待されますが、国内外の政治・経済情勢の不透明性については、留意する必要があります。」
国内外の政治・経済情勢の不透明性への留意と、雇用・所得環境の改善を背景とする緩やかな景気回復への期待を継続している。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「今後についても、国内外の政治・経済情勢の不透明性には留意が必要ではあるものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、更なる景気の回復が期待されます。」
従来の海外経済中心の不透明性への言及から、国内外の政治・経済情勢の不透明性へとリスクの表現を広げている。一方、雇用・所得環境の改善や政策効果を背景とする景気回復への期待は維持している。 - FY2018再定義有価証券報告書
「今後の事業環境については、企業収益や雇用・所得環境の改善が進み、更なる景気の回復が見込まれる一方で、海外の政治動向などによる世界経済の不透明性が、国内産業に影響を及ぼす可能性がある。」
従来の海外経済の不透明性や円高等への言及から、今回は海外の政治動向などによる世界経済の不透明性が国内産業に影響する可能性として整理している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不透明性には引き続き留意が必要ではあるものの、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあって、景気の回復が続いていくことが期待される。」
海外経済の不透明性への留意と、雇用・所得環境の改善や政策効果を背景とする景気回復への期待を継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不透明性の高まりによる影響等に引き続き留意が必要ではあるものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、景気の回復基調が続いていくことが期待される。」
海外経済の不透明性による影響への留意と、雇用・所得環境の改善や政策効果を背景とする景気回復への期待を継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不透明性の高まりによる影響等に留意が必要であるものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、景気の回復基調が続いていくことが期待される。」
海外経済の不透明性による影響への留意と、政策効果等を背景とする景気回復への期待を引き続き記載している。 - FY2017再定義有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不透明性の高まりによる影響等に引き続き留意が必要だが、雇用・所得環境の改善が進むなか、各種政策の効果を背景に、景気の回復基調が続いていくことが期待される。」
英国のEU離脱や円高などの個別要因は示さず、海外経済の不透明性への留意という一般化した表現を継続している。事業リスクの記載では、海外の法令・政治・経済・社会情勢や為替変動にも範囲を広げている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不透明性の高まりによる影響等に留意が必要であるものの、各種政策の効果を背景に、景気の回復基調が続いていくことが期待される。」
英国のEU離脱や円高などの個別要因は示さず、海外経済の不透明性の高まりによる影響への留意という一般化したリスク認識を継続している。 - FY2017-Q2再定義有価証券報告書
「今後についても、海外経済の不安などの要因から海外景気が減速し、国内景気を押し下げる懸念はあるものの、各種政策の効果を背景に、雇用・所得環境の改善が進展し、景気の回復基調が続くことが期待される。」
前回明示された英国のEU離脱や円高進行という個別要因は示さず、「海外経済の不安など」に整理している。一方、海外景気の減速と国内景気下押しへの懸念は維持している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「今後については、英国のEU離脱に伴う先行き不透明感が高まっており、海外景気の減速や円高進行により国内景気を押し下げる懸念はあるものの、各種政策の効果が下支えとなり景気の回復基調が続いていくことが期待される。」
外部環境の不透明感と海外景気・為替の変動を、国内景気を押し下げる可能性として記載している。