売上債権・契約資産の増加による営業キャッシュ・フロー悪化
FY2024に初出。10回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2025-Q1。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。32社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2027-H1顕在化有価証券報告書
「営業活動の結果使用した資金は473,365千円(前年同中間期は1,195,176千円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前中間純利益423,026千円、投資有価証券評価損499,999千円、未成工事受入金の増加116,944千円、賞与引当金の増加116,844千円があった一方、売上債権の増加641,878千円、未払金の減少324,498千円、投資有価証券売却益313,899千円、法人税等の支払164,264千円、未成工事支出金の増加108,921千円による資金の減少等があったことによるものであります。」
売上債権が641,878千円増加し、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期の1,195,176千円の獲得から473,365千円の使用へ転じた。売上債権増加による資金流出リスクが実際の営業キャッシュ・フロー悪化として表れている。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「営業活動の結果獲得した資金は1,195,176千円(前年同中間期は199,472千円の使用)となりました。これは、主に法人税等の支払338,733千円による資金の減少があった一方、売上債権の減少1,384,960千円、税金等調整前中間純利益335,893千円等があったことによるものであります。」
売上債権が1,384,960千円減少し、営業活動によるキャッシュ・フローは1,195,176千円の獲得となった。前年度中間期の199,472千円の使用から営業キャッシュ・フローが改善している。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は607,470千円(前年同期は1,422,340千円の使用)となりました。」
営業キャッシュ・フローはなお607,470千円の支出だが、前年同期の1,422,340千円の支出からマイナス幅は縮小した。売上債権の増加は489,168千円だった。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「営業活動の結果使用した資金は199,472千円(前年同中間期は450,953千円の使用)となりました。これは、主に仕入債務の減少332,884千円、法人税等の支払額116,997千円による資金の減少等があったことによるものであります。」
営業活動によるキャッシュ・フローは199,472千円の支出となり、営業キャッシュ・フローのマイナスが続いている。ただし、前年同中間期の450,953千円の支出からは縮小している。 - FY2025-Q1対処有価証券報告書
「これは主に現金及び預金が726,616千円増加した一方、受取手形・完成工事未収入金及び契約資産等が394,110千円減少したこと等が要因であります。」
受取手形・完成工事未収入金及び契約資産等が394,110千円減少し、現金及び預金が726,616千円増加している。前年度に示された売上債権増加による資金流出要因は、当四半期の貸借対照表では反対方向に動いている。 - FY2024初出有価証券報告書
「これは、主に税金等調整前当期純利益407,558千円の計上に加え、仕入債務の増加690,691千円、法人税等の還付額145,428千円および利息及び配当金の受取額107,180千円等による資金の獲得があった一方、売上債権の増加2,749,539千円による資金の使用があったことによるものであります。」
売上債権の増加2,749,539千円により、営業活動によるキャッシュ・フローが1,422,340千円の支出となった。受注・売上拡大に伴う契約資産等の増加が資金流出として実際に表れている。