世界的インフレ懸念による経済・サプライチェーンの不透明感
FY2022-Q2に初出。13回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
サカタのタネがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。34社中23社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに51社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「海外経済については、地域ごとに景況感の差が見られるなか、中東情勢の不安定化や貿易摩擦の長期化などにより、不透明な状況が継続いたしました。」
地政学的緊張や貿易摩擦などによる経済・サプライチェーン環境の不透明感が継続している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「海外経済は、地政学リスクへの懸念が続いていることや米国の関税政策に伴い国際貿易の不確実性が増すなど、先行きは依然として不透明な状況が続いています。」
地政学リスクに加えて米国の関税政策による国際貿易の不確実性が記載され、経済・サプライチェーン環境の不透明感がさらに具体化した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済及びわが国経済は、緩やかな景気回復基調が継続した一方、ウクライナや中東などの地政学リスク、中国経済の行方が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続きました。」
景気回復基調が続く一方、ウクライナ・中東の地政学リスクや中国経済への懸念により、経済・サプライチェーン環境の不透明感が継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度(2023年6月1日から2024年5月31日まで)における世界経済は、米国などは底堅く推移いたしましたが、世界的な金融引き締めにともなう金利・為替変動、原材料やエネルギー価格の高騰、地政学的緊張など、不確実性の高い状況が継続いたしました。」
金融引き締め、金利・為替変動、原材料・エネルギー価格高騰、地政学的緊張が継続し、経済・サプライチェーン環境の不透明感を引き続き記載している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国経済などは底堅く推移しましたが、世界的な金融引き締めの影響や地政学的緊張など不確実性の高い状況が継続しております。」
世界的な金融引き締めの影響や地政学的緊張による経済・サプライチェーン環境の不透明感が継続していると再確認している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済及びわが国経済は、米国などでは底堅い動きが継続いたしましたが、世界的な物価高や金融引き締めの継続、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の緊迫化など、先行き不透明な状況がさらに強まりました。」
世界的な物価高、金融引き締め、ウクライナ侵攻長期化に中東情勢の緊迫化が加わり、経済・金融・サプライチェーンを取り巻く不透明感がさらに強まった。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済及びわが国経済は、米国などでは底堅い動きが継続いたしましたが、世界的な物価高や金融引き締めの継続、ロシアのウクライナ侵攻長期化、中国の不動産市場への懸念等、先行き不透明な状況がさらに強まりました。」
世界的な物価高と金融引き締めの継続に、ウクライナ侵攻の長期化や中国の不動産市場への懸念が加わり、経済環境の不透明感がさらに強まった。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済およびわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への制約の緩和が進んだ一方、ウクライナ情勢の長期化などにより、インフレの進行、金利の上昇、為替相場の大幅な変動など、先行きの不透明感が強まりました。」
インフレ、金利上昇、為替変動、ウクライナ情勢による経済・サプライチェーンの不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済及びわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への制約の緩和が進んだ一方、ウクライナ情勢の長期化などにより、インフレの高進、金利の高騰、為替相場の大幅な変動など、先行きの不透明感が強まりました。」
世界的インフレ、金利高騰、為替相場の大幅な変動が、ウクライナ情勢の長期化とともに記載され、経済・金融環境を取り巻く不透明感が強まった。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「また、これを受けて多くの中央銀行が政策金利の引き上げを進め、為替相場が急激に変動し大幅な円安となりました。さらに中国ではコロナ政策に伴う混乱が見られるなど、先行きの不透明感が強まりました。」
世界的インフレを受けた各国中央銀行の利上げ、急激な為替変動、中国のコロナ政策に伴う混乱が記載され、経済・金融・サプライチェーンを取り巻く不透明感が広がった。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「その一方で、ロシアのウクライナ侵攻により資源やエネルギー価格が高騰し、世界的なインフレ懸念が高まりました。また、これを受けて欧米の中央銀行が政策金利の引き上げを進めた結果、金利、為替、株式などの金融市場が大きく変動するなど、先行きの不透明感が強まりました。」
ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源・エネルギー価格高騰に加え、欧米の利上げによる金融市場の大きな変動が記載され、世界的インフレ・経済環境リスクの範囲が広がっている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「一方、世界的な資源価格や物流コストなどの高騰は、当社グループの売上原価を増加させる可能性や、生産コスト上昇により生産者が作付け意欲を減退させる可能性などがあります。」
ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格・物流コストの高騰が、売上原価増加や生産者の作付け意欲低下につながる可能性として具体化し、世界的インフレ・サプライチェーンリスクが悪化方向に示されている。 - FY2022-Q2初出有価証券報告書
「感染力が強い変異株の流行や、世界的なインフレ懸念の高まりによるサプライチェーンの乱れなどもあり、依然として先行き不透明な状況が継続しました。」
世界的なインフレ懸念の高まりを、経済の先行きとサプライチェーンを不透明にする新たな外部リスクとして記載している。サプライチェーンの乱れ自体は既存のサプライチェーンスレッドにも関連する。