種子の作柄・天候リスク
FY2016に初出。30回の記載のうち23回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-10-05。
カネコ種苗がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。12社中8社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- 2026-10-05顕在化決算
「野菜については、高温や降雨等の天候の影響により生育や出荷量、価格に変動がみられるなど不安定な状況が続いており、安定生産に向けた優良種苗や農業資材等への需要が見込まれる環境となっております。」
高温や降雨による生育、出荷量、価格の変動が実際の事業環境として記載されている。 - FY2026再掲有価証券報告書
「作柄が不良となることに備え、比較的長期間の販売に耐えうる在庫量を確保しておくことや、安定的な種子供給のため、地球上の異なる地域・気候を利用して採種することなどの対応を行っております。しかしながら、天候不順等による不作により、種子等が品不足となって販売に支障をきたし、当社グループの業績が悪影響を受ける可能性があります。」
在庫確保と異なる地域・気候での採種による対応を継続しながら、不作による品不足リスクを再確認している。 - 2026-08-03顕在化株主総会
「気候変動による高温や豪雨などの異常気象が農作物の生育や収量に影響を及ぼすなど、不安定な状況が続いております。」
高温・豪雨が農作物の生育・収量に影響する事象を、当年度の農業環境として記載している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「また、コメ価格は高止まりしているものの販売量は減少傾向で、今後の価格低下が懸念されるなど、農家経営は不安定な状況が続いております。」
コメ価格の高止まりと販売量減少、今後の価格低下懸念が農家経営の不安定要因として顕在化している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「国内農業においては、夏季の高温や局地的な大雨等の気象変動の影響に加え、害虫の大量発生など農作物の作柄を悪化させる要因が多発し、」
高温、局地的大雨、害虫の大量発生が実際の農業環境に現れ、作柄を悪化させる要因として記載されている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「作柄が不良となることに備え、比較的長期間の販売に耐えうる在庫量を確保しておくことや、安定的な種子供給のため、地球上の異なる地域・気候を利用して採種することなどの対応を行っております。しかしながら、天候不順等による不作により、種子等が品不足となって販売に支障をきたし、当社グループの業績が悪影響を受ける可能性があります。」
在庫確保と異なる地域・気候での採種による対応を継続しつつ、天候不順による不作リスクが残ることを再確認している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、国際情勢の不安定化や円安が、国内農業に大きなダメージをもたらしました。資源・穀物価格高騰に伴い肥料・飼料・資材・光熱費などのコストが上昇・高止まりするなか、青果などの生産物価格は思うように上昇しないことから、農家経営は非常に厳しい状況となっております。」
国際情勢、円安、農業投入資材・光熱費の高騰と生産物価格の伸び悩みが、農家経営への実際の影響として記載されている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、円安などに伴う輸入飼料や生産資材高騰によるコスト高、温暖化に伴い作柄の不安定化や収穫時期が前倒しとなるなど、農家経営に影響を及ぼす事象が多発する状況となりました。」
温暖化に伴う作柄の不安定化と収穫時期の前倒しが、実際の国内農業環境として農家経営への影響要因になっていると記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「天候不順による不安定な作柄や収穫時期の変動など、これまで経験したことのない事象が散見されております。」
天候不順による作柄の不安定化と収穫時期の変動が、実際の国内農業環境に現れていると記載している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「酷暑による農作物の品質低下や不安定な作柄の影響が、農家経営に暗い影を落としております。」
酷暑による農作物の品質低下と不安定な作柄が、実際の農業環境として農家経営に影響していると記載している。 - FY2022対処有価証券報告書
「作柄が不良となることに備え、比較的長期間の販売に耐えうる在庫量を確保しておくことや、安定的な種子供給のため、地球上の異なる地域・気候を利用して採種することなどの対応を行っております。」
不作リスクへの対応として、長期間販売可能な在庫の確保と、異なる地域・気候を利用した採種を明示した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、夏場の天候不順や青果安など、マイナス要因が多々みられる状況となりました。」
夏場の天候不順と青果安が、当四半期の農業環境に実際に現れた要因として記載されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「九州地方の大雨に象徴されるように、天候面では降水量が多く日照不足傾向となり、農作物の作柄不良が懸念されるなど、農家経営が不安定化する要因が散見されます。」
九州地方の大雨、多雨・日照不足が実際の事業環境として発生し、作柄不良懸念と農家経営の不安定化要因として記載されている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、コロナ禍による外食産業の農産物需要大幅減や青果安、また、日本海側を中心に大雪による農業用施設の倒壊が多数発生するなど、農家経営に大きな影響を与える事象が多くみられる状況となりました。」
大雪による農業用施設の倒壊、外食需要減、青果安が実際の農業環境として記載され、天候・需要・価格変動の影響が顕在化している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「コロナ禍で外食産業の需要低迷に加え、秋口から好天に恵まれ豊作になったことから青果安となるなど、農家経営も厳しさを増しております。」
好天による豊作と外食需要低迷が青果安として実際に発生し、農家経営を圧迫している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「長梅雨による青果物の作柄不良や野菜価格の高騰など農家経営に大きな影響を与える事象が頻発する様相となりました。」
長梅雨による作柄不良と野菜価格の高騰が、農家経営への影響として実際の事業環境に現れている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「初夏の日照不足や大型台風の襲来による農作物への被害、また暖冬により青果物が供給増加となったものの、コロナ禍による訪日客や外食の減少により業務・加工用需要が減少するなど、供給・需要両面の影響で青果安となり、」
日照不足、台風、暖冬による供給増加、コロナ禍による需要減少が実際に発生し、青果安につながったと記載している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「初夏の日照不足や大型台風の襲来による農作物への被害、また、暖冬により青果物が供給増加となったものの、新型コロナウイルス感染症による訪日客や外食の減少により業務・加工用需要が減少するなど、供給・需要両面の影響で青果安となり、農家経営を圧迫する状況となりました。」
日照不足・大型台風による被害、暖冬による供給増加、需要減少による青果安が実際に発生したと記載している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、初夏の日照不足や大型台風の襲来による農作物への被害、豚コレラの発生など、農家経営を不安定化させる要因が多発する状況となりました。」
日照不足、大型台風による農作物被害、豚コレラの発生が実際の農業環境として記載され、天候・作柄リスクが顕在化している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、今夏前半は日照不足、後半は猛暑となるなど農作物の作柄不安定要因が頻発し、直近では、台風の襲来が千葉県を中心に農業へも大きな被害をもたらすなど、マイナス面が多々見られる状況となっております。」
日照不足、猛暑、台風による農業被害が実際に発生し、天候による作柄・農業経営リスクが顕在化している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「ウイルスフリー関係でナガイモの種イモの生産が天候不順により不作となったことに伴い販売も減少し、」
天候不順によるナガイモ種イモの不作と販売減少が実際に発生したと記載している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、夏場には猛暑による農作物の作柄不良や台風の襲来による農業用施設の損壊、秋以降は好天や暖冬により野菜の生育が前倒しで進み、出荷量増加が青果安につながるなど、目まぐるしく状況が変化いたしました。」
猛暑・台風による作柄不良や農業用施設損壊、暖冬による生育前倒しと出荷量増加による青果価格下落が実際に発生したと記載している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、夏場は猛暑や台風などの天候不順による農作物の作柄不良、秋以降は好天に恵まれ野菜の生育が前倒しで進み、出荷量増加が青果安につながるなど、目まぐるしく状況が変化いたしました。」
猛暑・台風による作柄不良が実際の農業環境として記載され、さらに出荷量増加による青果価格下落も発生している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、平成30年7月豪雨や台風の頻発、猛暑などの天候不順による農作物の作柄不良など不安定要素が多々見受けられる状況です。」
豪雨、台風、猛暑による作柄不良が当四半期の実際の農業環境として記載され、天候・作柄リスクが顕在化している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、冬場の低温による農作物の作柄不良、秋に中間選挙を控えたトランプ政権が強硬に農産物市場開放を迫ってくる懸念が大きいなどマイナス面が多々見られ、」
冬場の低温による農作物の作柄不良が実際の事業環境として記載され、天候による作柄リスクが顕在化している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、天候不順による農産物の作柄不良、アメリカ抜きで成立したTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など、農家経営へマイナス影響が懸念される事象が散見されます。」
天候不順による農産物の作柄不良を、農家経営に影響し得る要因として再確認している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「また、国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、長雨や台風により農作物が被害を受けるなど、農家経営は一層不安定化しております。」
長雨・台風による農作物被害が実際に発生し、天候による作柄・農業経営へのリスクが顕在化している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「国内農業の状況は、少子高齢化による食料消費の減少や農家の後継者不足等の従前からの課題に加え、夏の天候不順などによる農産物の作柄不良が懸念されます。」
天候による農産物の作柄変動リスクを、夏の天候不順による作柄不良懸念として再確認している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「北海道などを襲った大雨により農業生産が多大な影響をうけるなど、農家経営が圧迫される要因が多々みられております。」
天候による農業生産への影響を一般的なリスクではなく、当四半期の実際の事象として記載。 - FY2016初出有価証券報告書
「生産量や品質が天候等の自然条件に、おのずと大きく左右されることとなります。」
国内外の委託採種に伴う作柄変動をリスクとして記載。