23日のニューヨーク債券市場で米10年物国債利回りが一時5.13%まで急上昇。FRBの追加利上げ観測が強まり、東京市場でも長期金利の上昇圧力が広がった。
23日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが急上昇し、一時5.13%を付けた。これは2007年7月以来、19年2カ月ぶりの高水準で、次回10月会合でのFRB追加利上げ観測が強まったことが背景とみられている。
公表済みの9月の米経済指標で企業活動の好調さが示され、FRBのバー理事の講演で「更なる政策調整が必要となる可能性が高い」との発言があり、インフレ抑制への姿勢が強調された。中東情勢を背景に原油価格が上昇し、米国内の燃料価格が高騰していることが市場の警戒を高めている。
円相場は24日午前の東京市場でドルに対して一時158円台前半まで円安・ドル高が進み、日米金利差の拡大が意識された。政府・日銀は18日に為替介入準備のため金融機関へ水準を聞く「レートチェック」を実施していた。