アクシスコンサルティングが全国の20〜60代就業者を対象に実施したAI活用による業務効率化と働き方の変化に関する実態調査で、AIで生まれた時間の余力を66.3%が実感。余力の使い道は対話・企画・専門性向上が上位を占めた。
アクシスコンサルティングは全国の20〜60代の就業者を対象に、勤務先でAI活用が推進もしくは認められている603名を主な集計対象として調査を実施した。調査期間は2026年9月11日〜12日で、AI活用によって生まれた時間の余力や使い道、働き方の変化を分析している。
AIの利用により仕事に使う時間の余力を生んだと回答した割合は66.3%で、内訳は大きく生まれた18.7%とやや生まれた47.6%。余力の使い道としては顧客・社内との対話が37.5%、企画・新規業務が37.0%、専門性の向上が34.5%となり、コミュニケーションや新規企画、専門性の向上へ再配分されている。
AIで効率化された業務別の余力の使い道には差があり、定型文書作成が効率化された人では対話が51.2%、資料作成が効率化された人では企画が48.6%、情報収集が効率化された人では成果物の質向上が58.2%と、業務内容によって使途が分かれている。
AI活用後にはAI出力の確認・修正、企画・アイデア創出、判断・意思決定といった業務の重要性が増したとの回答が多く、成果や質の向上を実感する回答も83.5%に達している。今後は生まれた余力をどう活用するかが、企業の生産性向上へつながるポイントとして注目される。