円高が急速に進む中、トヨタ自動車を含む自動車株が下落した。午前の取引でトヨタは3,025円まで下げ、海外売上比率の高い自動車各社の収益影響が懸念されている。
自動車株がそろって下落し、トヨタ自動車は午前9時35分時点で前日比2.3%安の3,025円で取引されている。ホンダや日産自動車、SUBARU、マツダ、スズキなどもそろって値を下げた。
東証の業種別指数では自動車関連が下落率トップとなり、為替相場の急速な円高進行が逆風となっている。円は東京市場開場前後に153円50銭台まで円高・ドル安が進んだ。
トヨタは2027年3月期の連結業績予想を公表しており、営業収益は54兆円、当期利益は3兆2500億円と見込む。為替前提は1ドル=160円、1ユーロ=181円としている。
海外売上比率の高い自動車株への影響を警戒する声が出ており、為替の動向次第で収益見通しに影響が出る可能性があるとの見方が広がっている。