東京エレクトロンが2027年3月期第2四半期決算を発表。半期ベースで売上高1兆6,674億円、営業利益5,067億円と過去最高を更新し、通期営業利益は初の1兆円超えを見込む。
東京エレクトロンが発表した2027年3月期第2四半期決算によると、売上高は前年同期比41.3%増の1兆6,674億円、営業利益は同69%台の成長で5,067億円となり、半期ベースで売上高・利益のいずれも過去最高を更新した。四半期単独の売上高は9,350億円、営業利益は2,953億円で、いずれも前四半期を大きく上回った。
決算説明会ではAIの普及が半導体需要を広げているとの認識が示され、DRAM向け新規装置の売上が前四半期比で約45%増加したほか、非メモリの構成比も56%を維持した。研究開発費は852億円と積極投資を続け、利益率の改善にもつなげた。
通期の見通しとしては売上高3兆7,000億円、営業利益1兆1,690億円を想定し、通期の利益が初めて1兆円を超える水準を見込んだ。下期は2兆325億円の売上高を見込み、SPE新規装置の通期売上は前期比59%増の2兆8,257億円を計画。研究開発費は3,350億円、設備投資は1,900億円とし、宮城生産革新センターが2027年夏に完成予定。
またWFE市場の見通しを上方修正し、CY2027は2,100億ドル超を想定、前年同等比で約30%の成長を見込む。財政状態は総資産3兆1,774億円、自己資本比率は68.2%、現金等は5,797億円、営業キャッシュフローは3,511億円、フリーキャッシュフローは3,104億円。自己株式取得は1,500億円を実施した。