20日早朝の東京市場で円は158円台半ばまで下落し、原油高が継続する中でドル買い圧力が強まった。対ユーロでは円安が進み、ユーロは対ドルで上昇している。
20日早朝の東京外国為替市場では円が1ドル158円58〜59銭と前日より42銭円安・ドル高となり、中東緊迫化を背景に原油先物相場が上昇基調を強めた。エネルギー輸入依存の日本の貿易収支悪化懸念が円売りを招いた。円は対ユーロでも売られ、同時刻の1ユーロが177円80〜82銭、前日比84銭の円安・ユーロ高となっている。ユーロは対ドルでも上昇し、1ユーロは1.1211〜12ドルとなっている。
市場を動かしている要因は原油価格の急騰と中東地域の情勢だ。ロイター通信によれば、イエメンの武装組織フーシがサウジのエネルギー関連施設を標的に複数の攻撃を実施したと表明され、WTIの期近物は一時104.18ドルまで上昇した。金利方面では米長期金利の指標である10年物国債利回りが前週末比0.07%高の5.14%で推移し、FRBの利上げ観測が高まるとの見方が出ている。