日銀決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、1.25%程度へ。賛成7対反対2の結果で、物価上昇圧力と円安を背景とした金融政策正常化の動きが強調された。今後の追加利上げ時期や植田総裁の発言が注目される。
日銀決定会合は政策金利を従来の1.00%程度から0.25%引き上げ、1.25%程度へと決定しました。賛成7、反対2の賛成多数で、利上げは6月以来3カ月ぶりです。1.25%は1995年4月以来の水準となります。
今回の利上げは、原油高や円安などを背景とした物価上昇リスクを意識した金融政策の正常化の一環として位置づけられています。8月のコアCPIは前年同月比1.7%、全体は1.9%上昇しました。
日銀は2024年3月のマイナス金利解除以降、金利を段階的に引き上げており、2024年7月0.25%、2025年1月0.50%、2025年12月0.75%、2026年6月1.00%と来て、今回1.25%に達しました。
市場では次回会合が10月29~30日に予定されており、追加利上げの時期とペースが焦点になると見られています。植田総裁の15時30分からの記者会見も重要な材料となる見通しです。