日経平均が終値で初めて7万円台に乗せた一方、資金は引き続きAI関連銘柄へ集中。構成銘柄の約3割は前年末水準を下回る状況が続く。
日経平均は18日、終値で初めて7万円台に乗せ、短期間で大台を切り上げるペースで上昇している。しかし資金の向かう先はAI関連銘柄に偏り続け、構成銘柄の約3割は前年末の終値には届かない水準にとどまっている。
2024年3月に4万円を超えた後、2025年10月には5万円、2026年4月には6万円と上昇を重ね、2カ月足らずで再び7万円を突破している。上昇を主導した要因として、AIデータセンター建設ブームに関連する半導体や電子部材の銘柄が挙げられる。
日経平均の上昇幅の半分は、東京エレクトロン、キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループの3銘柄だけで説明できるとの見方もあり、市場関係者はハイテク株がけん引役となる展開を見込む。一方で、取り残される銘柄も少なくなく、読者はAI関連銘柄の動向と市場全体の動向を注視する必要がある。
日経平均の構成銘柄の3分の1は18日時点で前年末の終値に届かず、世界的な資金動向がAI関連株へ偏っている現状が指摘されている。読むべき焦点は、AI関連銘柄の動向と日経平均の推移の関係性、及び取り残される銘柄の状況として整理できる。