日経平均はコアウィーブの信用不安とAI投資への警戒感から急落を続け、短期ショック安は続くとの見方が伝えられている。今週も7-9月決算の本格化を前に、投資方針は長期的な割安株の買い増しを想定している。
日経平均は先週、コアウィーブの信用不安とAI関連への過剰投資懸念が重しとなり、4.0%の下落で6万2,693円に落ち込んだ。反発局面はあったものの、過去2週間の急落で下値の見通しが不透明となっている。
日経平均はAI・半導体関連株の構成比の高さから1次的に弱材料の影響を受けやすく、TOPIXの方が相対的に堅調だったが、26週移動平均線を下抜ける動きが見られ、テクニカル的には弱い形状が続いている。
AI不安は情報漏洩リスクの拡大や金利上昇への警戒感と結びつき、AI投資減速の思惑が広がる。特に世界的な脆弱性問題(PHPの脆弱性)やハイパースケーラーの投資抑制の議論が、AI関連株を中心に波及する可能性が指摘されている。
長期金利は米中東情勢の原油高とインフレ圧力の継続で高止まりする可能性がある一方、少しだけ低下の動きも見られる。7-9月決算の本格化前に、日銀短観は大企業DIが好調を示し、決算発表が市場に与える影響が注目される。
日本株投資方針としては、短期のショック安が続く中でも割安株の買い増しを長期資産形成の観点から検討する姿勢が示されている。