FRBの追加利上げ観測を背景に米ドルは2カ月ぶりの高値を更新。円は再び介入リスクが取り沙汰され、日本市場の流動性低下も影響している。
FRB当局者のタカ派発言を受け、FRBが近い将来さらに利上げを行うとの見方が強まり、米ドルは2カ月ぶりの高値に上昇した。原油価格の下落にもかかわらずドル高が進み、円安を招く展開となっている。
ドル高の進行で円は1ドル157.63円前後へ下落し、東京による介入リスクが再度意識された。市場関係者はFRBの利上げペースと日銀の姿勢の差が為替に影響を与えるとみている。
CMEのFedWatchによれば、投資家は10月会合での利上げ確率を53.1%、12月は89.5%と織り込んでおり、FRBの引き締め見通しが市場の中心となっている。USD指数は100.70まで上昇した。
市場アナリストは依然として中東情勢や原油動向次第でドルの見通しは不確実と指摘。中長期の利上げ路線の影響は、主要中央銀行の動向にも左右される可能性がある。