東京市場で日銀の利上げ観測が高まる中、円は7カ月ぶりの高値を付け、1ドルが152円台まで上昇した。午後にはドラマチックな値動きとなり、ドル円は153.79円付近まで推移した。
東京市場で日本銀行の利上げ可能性をめぐる観測が高まり、円は7カ月ぶりの高値まで上昇し、1ドル=152円をつけた。午後の時間帯にはドルが最大で155.54円から反落し、153.79円まで下落した。
ユーロは対ドルで1.16、対円で178.59まで下落するなど、主要通貨の動きも円高の流れに影響した。アナリストは、日米当局者の発言を背景に外国の投機筋が円売りポジションを決済したことが要因と指摘している。
市場の短期動向として、ドルの年内最安値付近の152.10円近辺まで下落した後、下支えされたとの見方が出ている。円高の長期的な勢いが終息したとの声もあり、150円台を転換点と見る向きがある。
日経平均は円高と原油価格の動きの影響を受けて大幅安となり、65,269.33で終値は1,130.51ポイント安の水準となった。第一生命アセットマネジメントの藤代浩一エコノミストは、米国の金利見通しの安定と日本銀行の利上げ期待の高まりを要因に挙げた。