日銀の決定内容公表と植田総裁会見に市場の視線が集まる一方、国内外の主要指標も相次いで発表され、欧州 GDP の動向にも注目が集まる。
日本銀行は金融政策決定会合の議論を終え、決定内容を公表する。市場では金利据え置きが見込まれ、午後の植田和男総裁の記者会見で物価・賃金の現状認識や今後の利上げ判断の説明が焦点となる。
国内の経済指標として、朝方に東京都区部の10月CPIが公表され、前年同月比は市場コンセンサスの2.7%上昇と前回と同水準が見込まれる。9月の有効求人倍率は1.18倍、失業率は2.5%で前回と横ばいの見通し。続いて鉱工業生産は前月比1.6%増、小売売上高は3.3%増と、個人消費の底堅さが問われる。
午後には9月の住宅着工件数が発表される。9月の欧州GDPは前期比1.0%増と前回の1.2%増から減速見込み。9月のユーロ圏失業率は6.4%、ドイツの10月失業率も6.4%と同水準の見通し。夜には米国の雇用コスト指数とドイツのCPI、ドイツの指標などが控える。
新興市場関連ではトグルホールディングスが東証グロース市場へ上場、公開価格は4040円に設定。日銀の動向と国内外の指標の動きが為替・債券市場の方向性を左右する一方、G20 外相会議は31日まで開かれる。