昨日は世界的な長期金利の上昇を背景にユーロ売りが進んだが、買いの勢いは弱く、円相場の今後の動向は植田総裁の発言次第で変わるとの観測が広がっている。
欧州では財政不安や政情不安などを受けて長期金利が上昇。これに連れユーロ円はアジア時間帯に176円台へ沈み、ユーロ/米ドルは1.11台へ下落した。ユーロ売りには一定のストップ注文も出ていたとみられる。
欧州時間やニューヨーク時間にかけてユーロ売りは一応の落ち着きを見せ、ユーロドルは1.12台へ回復。ただし市場は積極的にユーロロングを構える状況にはなっていなかった。
本日夕方には日銀の植田総裁のコメント発表が予定されており、前回会見で追加利上げに慎重な姿勢を示したことから、発言内容次第で市場の円相場の動向に影響が出る可能性があるとの見方が広がっている。