ハウス食品グループが壱番屋の売却を検討していると発表。親子上場の解消を目的とした資本関係見直しの一環として伝えられる。壱番屋はCoCo壱番屋を展開する子会社で、時価総額は約1800億円規模と報じられている。
ハウス食品グループは8月31日、壱番屋について「非公開化を含むあらゆる選択肢の検討」を行っていると発表した。目的は企業価値と株式価値の向上で、親子上場の解消が主な狙いとみられる。
壱番屋はカレーチェーン市場で圧倒的な地位を築いており、直近は5期連続の増収を達成している。27年2月期の通期業績予想も増収を見込むとされるが、売却検討の報道に対する業界の反応は冷静だとの声もある。
市場関係者によれば、壱番屋の時価総額は約1800億円、買収総額は2000億円を超えると見込まれる。買収に乗り出すのは資金力のある外資系大手に限られるとの見方がある一方、大手外食企業が手を出しづらい業態だとの指摘もある。
外食業界関係者の反応の背景や売却の成否、今後の動向については次ページで詳しく分析される予定である。