今週の米国指標とAI関連株の動向を背景に、日経225先物は戻り売りが優勢との見方が広がり、主要銘柄の下落リスクが意識されている。グローバル市場の不安材料が先物市場にも影響を及ぼしている。
今週の日経225先物は引き続きショート優勢の展開が警戒され、週明けにはギャップダウンの可能性が想定されている。前週に米国で発表されたCPIとPPIが市場予想を上回り、インフレ加速による米連邦準備理事会の追加利上げが意識されたことが背景にある。
半導体やAI関連株の資金調達コスト上昇の懸念が広がる中、クラウド関連株の動揺が波及。マイクロン・テクノロジーなどの売りが半導体株全体の下落を招き、日本市場ではキオクシアをはじめとする関連銘柄の下落が目立った。
米国市場ではSOXなど主要指標が下落を見せ、日経225先物は16日の日中で自律反発を試みつつも再び売り圧力が強まった。その結果、アドテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどの下げを先物市場が先導する展開となった。
決算発表が本格化する局面で、国内外の複数企業の決算発表が市場のトリガーになりやすいとされる。米中間選挙を控える状況もあり、半導体やAI関連株には持ち高調整の売りが出やすく、リバランスの動きに注意が必要との声がある。