今週の日経225先物は、原油動向や長期金利の影響を睨みつつ、週足の+1σと+2σのゾーン内での推移が想定される。積極的な売買は手控えられる局面が想定される。
今週の日経225先物は、米国市場の動向を窺いながら展開する見通しで、前週の動きを受けて週初にはアドバンテストなど半導体・AI関連株が牽引する展開が想定され、日経先物は6万9150円台から7万1000円台へ動く可能性が指摘された。週半ばにはロング解消を伴う調整が想定され、週末には再び+1σを回復する動きも観察されている。
週足では+1σと+2σのゾーンが6万8250円から7万0250円に設定され、これをコンセンサスとして推移するとの見方が示されている。一方で日足のバンド拡大や25日移動平均線・75日線の動きにより、ゾーンを抜けた場合のリスク指標としての注目点が生じるとの指摘もある。
米国市場ではS&P500とナスダックが最高値を更新する場面があった一方、原油相場や長期金利の推移、今後の決算発表を前に全体の相場が様子見の状態となっている。AI関連株の動向やASML、TSMCの決算結果が日経先物の振れ幅に影響を与える可能性がある。
国内では13日以降の小売企業決算の発表を控え、前週のファーストリテイリングの反応などが市場心理に影響を及ぼしている。NT倍率は10月9日時点で16.85倍と比較的高位を維持しており、リバランスの動向が先物市場にも影響を与える可能性がある。