29日の東京市場で円は対ドル158円前後。米欧日が金融政策を据え置くとの見方が広がる中、日経平均は続伸し、アドバンテストの強い業績が支えとなった。
29日の東京市場では円相場が対ドル158円前後とやや円安方向に推移し、米欧日を中心に金融政策を据え置く見通しが広がった。ドル買いが先行する局面となり、外国為替市場には安定感と緊張感が混じる展開だった。
株式市場では自社株買いと堅調な業績が評価されたアドバンテストが大きく値を上げ、日経平均株価は続伸した。銘柄選好の流れが継続し、他のハイテク株にも買いが広がる場面が見られた。
債券市場では先物が高く推移したが、日銀の金融政策決定会合を前に手控えムードが広がり、結局下落へ転じた。市場は今後の政策動向を慎重に見極める姿勢を強めた。
米FOMCは28日に政策金利を据え置くと発表し、インフレ抑制の姿勢を維持した。議長は今後も状況次第で行動する用意があることを示し、金利決定回数を年8回から6回へ見直す可能性も示唆した。