アクセルスペースはGRUS-3の4機で画像提供が困難と判断し、減損18億円を計上。通期予想を引き下げ、3機は温度対策を進め商用運用を2カ月延期する。
アクセルスペースの小型光学衛星GRUS-3の7機のうち4機について、地上へ画像を送る高速通信系統が恒久的に故障したと発表し、商用運用が困難と判断した。
同社は2027年5月期第1四半期に減損損失18億7,900万円を特別損失として計上することを決議した。原因として、高速通信系統の電力増幅器の放熱不足で内部のアンプ素子が損傷した可能性が挙げられている。
通期の業績予想も引き下げられ、売上高が90億円から67億円へ、最終損益は黒字予想から赤字36億5,000万円へと修正された。
不具合がなかった3機は温度上昇を抑えつつ運用を継続し、商用運用開始を2026年内から2027年2月へ延期する方針。原因・対策を第三者的に検証するアドバイザリーボードを設置し、11月末までに最終報告を公表する予定だ。