日経平均は今週2631円安の4.02%下落。AI関連の先行き懸念が広がる中、市場は森状の視野を保ちつつ、個別銘柄に視線が移る展開となった。
日経平均株価は今週、前週比で2631円下落し、4.02%の下落率を記録した。下落幅は縮小したものの2週連続の大幅安となり、23日には3カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。コアウィーブ・ショックが尾を引き、AI関連の先行き懸念から相場全体の警戒感が強まっている。
個別銘柄の動きを見ると、電子部品・半導体関連の下落が目立ち、太陽誘電が週間で約16.94%安、SCREENホールディングスが約15.82%安となった。ソフトバンクグループも大幅安となり、AI関連投資の収益見通しに対する懸念が広がっている。
コアウィーブの債務不履行リスクが警戒感を強めたほか、英紙報道でマイクロソフトがネオクラウドのデータセンター建設計画から撤退したと伝えられたことが市場のネオクラウド関連への警戒を深めた。データセンター建設の規制可能性がAI系企業の事業モデルに影響するとの見方も出ている。
今後は中銀ウィークを控え、決算発表の本格化で個別銘柄の動きが市場の焦点となる見通し。日米欧の中央銀行会合に対して市場参加者は様子見姿勢を取りつつ、27日以降の決算発表で企業の業績見通しが確認される場面が増える。