中国メーカーの自動車市場でのシェア拡大が続く中、BYDが日本で軽EV「ラッコ」を発売した。価格は214万5000円から、政府補助金適用で実質199万5000円。対抗モデルのサクラやN-ONE e:とスペック・価格を比較し、日本市場の動向を解説している。
国内の乗用車大手8社の今年上半期の世界販売台数は前年同期比2.3%減となり、6社は前年実績を下回った。一方で中国車の台頭が進み、オーストラリアでは中国車が販売台数で日系を抜く状況となっている。
中国最大手のBYDは7月28日に日本で軽自動車EV「ラッコ」を発売。最安モデルの価格は214万5000円で、輸入車向けEV補助金15万円を適用すると実質199万5000円になる。
ラッコはN-BOXにそっくりな外観で、全モデルに電動両側スライドドアを装備。対するサクラは補助金適用後も約187万円からだが、ラッコの航続距離は210km〜320kmでサクラの180kmを上回る。
ラッコの登場を含む中国EVメーカーの躍進を背景に、日本メーカーは今後10年程度の展開を慎重に見極める必要があるとの指摘がある。