日銀は29・30日の会合で基調物価が2%へ到達したとの認識を公的に示す公算が大きい。併せて政策金利の引き上げは見送りとなり、今後は2%安定へ向けた運営に移るとみられる。
日銀は29・30日の金融政策決定会合で、利上げを見送る方針を固めたとされ、基調的な物価上昇率が物価安定目標の2%に到達したとの認識を示す公算が大きいと伝えられる。
展望リポートの改定作業では、基調物価が現実の姿として確認されたかどうかが問われ、今後の見通しと整合させる形で政策運営の方向性が整理される見込みだ。
日銀は長期にわたり物価目標の達成を目指してきたが、基調物価2%到達を受け、押し上げ重視の運営から安定確保の方向へ転換する節目を迎える。
市場では次回以降の会合での発信内容が焦点となり、日銀の政策姿勢に対する反応が注目される。