今週のドル円は米金利高とドル高の動きが続くとの見通しだが、日米協調介入への警戒感が上値を抑える。
今週のドル円は伸び悩みそうだ。米追加利上げ観測を背景とした金利高が続き、ドル買いに振れやすい展開になるとされる一方、日米協調介入への警戒感が強く、上昇ペースは緩やかと見込まれている。9月末の米コアPCE価格指数は市場予想を下回りインフレ鈍化を示したが、同時に発表された4-6月期国内総生産GDP改定値は大幅に上方修正され、今後の金利高・ドル高の展開をにらんだ観測が続く。今週発表の米経済指標では、5日のISM非製造業景況指数が注目され、景況感が良好ならドル高を支えるとの見方がある。9月はミシガン大学消費者信頼感指数が低下する見込みだが、期待インフレ率と5年インフレ率は強めの内容が維持される見通し。
日米首脳会談で円安についての懸念が表明されたことから、日米協調介入への警戒感が高まり、ドル円の上値は抑制される見通し。目先は160円を目指す展開が続くとされるが、上昇は緩やかと見込まれている。
米連邦準備制度理事会(FOMC)の議事要旨(7日)は、2023年6月以来の利上げと追加措置に前向きな姿勢が示唆されており、タカ派的なトーンがドル買い要因となる可能性がある。