今週は米利上げ観測を背景にドル高・円安基調が続いた。日米の金融イベントを経てドル/円は158円台近辺まで到達する場面もあり、来週は介入警戒と各指標の動向が注目される。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を控えた中でドル買いが優勢となり、ドルは一時157円台後半へ上昇した。その後、原油相場の動きや地政学リスクの変化などを背景に、円安の勢いは伸び悩む場面も見られた。
23日には米9月総合PMIの高水準とFRBバー理事の追加利上げ言及がドル買いを後押しし、ドル/円は158円台に乗せた。週後半には米新規失業保険申請の改善と新築住宅販売の上振れ、長期金利の上昇がドル買いを加速させ、一時159円台に接近する場面もあった。
25日には米金利の高止まりを背景にドルは底堅く推移したものの、原油安と為替介入警戒の影響で上値は抑制された。週を通じて日米金融イベントを乗り切り、円安基調が強まった一週間だった。
次週の展望としては、米追加利上げ観測とコアPCEなどのインフレ指標次第でドル買い地合いが続く可能性がある一方、日米の介入警戒が上値を抑えるとみられる。レンジは概ね156円〜161円が想定されるとの見方が示された。