ドル/円の10月見通しでは日米ともに利上げを見送る公算が大きく、次回は12月の公算が高いとみられる。レンジはおおむね155円前後から160円台半ばの見通し。
9月の推移と背景を整理し、10月は米国の追加利上げ見送りと日銀の追加利上げの可能性が低いとの見方が多い。9月のFOMCがタカ派寄りと受け止められたものの、ウィリアムズNY連銀総裁の発言やPCEデータの結果を受け、10月の利上げ織り込みは低下している。米金利動向と日本の政策運営の絡みによって、ドル/円は155円台前半〜160円台前半のレンジでの推移が見込まれる。
10月の注目イベントと相場の見通しをまとめる。日銀は10月にも据え置き方針が中心となる公算が大きく、米国側の利上げペースは鈍化傾向ながら年内の利上げ期待は依然として残る見込み。米CPIなどの指標が市場の動きを左右する可能性が高く、ドル円の動きは上下いずれの方向にも限られ、レンジはおおむね155円〜160円の範囲に収まりやすいとの見方が多い。