次回日銀金融政策決定会合は10月29日と30日に開催される。専門家は今回の利上げが見送られる公算が高いと予想している。
次回の日本銀行の金融政策決定会合は日程上、10月29日と30日に行われる見込みだ。市場関係者は今回の利上げは実施されず見送られる公算が高いとの見方を示している。9月の利上げの影響を見極める必要があるとされ、影響が短期間で現れるとは限らないとの指摘もある。
前回の利上げは9月17日と18日の会合で政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げた。これまで日銀は金利引き上げの頻度を一定のペースに固定していないとの理解がある。
長期金利は9月1日に3.000%まで上昇する局面があり、長期金利コントロールの運用を見直す動きが進んだ。市場では金利上昇のノルム自体が完全には消えておらず、天井到来の観測もあるが物価動向や財政・外交の影響を受けるとみられる。
世界経済の情勢としては中東・ウクライナ情勢の緊迫化、エネルギーや肥料を巡る影響が続く見通しであり、米国や中国などの政治情勢も不透明さが残る。来年度予算編成の財源問題が財政運営の焦点になる可能性が指摘され、利上げの遅れを取り戻すにしても次回は前回と同様3か月のスパンで12月の決定になるのではと見られている。