今夜から来週にかけて米雇用統計と消費者物価指数の発表が控える中、米株動向がドル/円の動きの焦点となる。来週の注目点は米CPIの公表とFRB関連の見解だ。
東京市場ではドル/円が156円台半ばから159円近辺のレンジ相場を続け、序盤に157.26円前後の安値をつけた後、米長期金利の動意を背景に158円台へ回復した。
日経平均株価は前日比3643円13銭安の5万7434円77銭で引け、米AI・半導体関連株の急落をきっかけに下落が波及した。TOPIXは232.40ポイント安の3707.99となった。
海外市場では今夜米10月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は前回比2.9万人増から7.0万人増へ加速との見込み。失業率は4.2%程度が予想される。株価動向次第でリスクオン・オフどちらの展開も想定される。
来週の注目ポイントは12月のFOMCを見据えた米10月CPIの公表。今回は前年同月比データが公表されないため前月比を中心にインフレ状況を判断することになる。ドル/円は200日移動平均線が上向きで底堅さを示すが、157円台前半を割り込むとレンジ下限の156.00円が意識される。