原料価格・海上運賃・中国生産シフト等による売上総利益率低下
FY2022-Q3に初出。11回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2027-H1。
タキヒヨーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- FY2027-H1顕在化有価証券報告書
「円安の進行や原材料の高騰に加え、自然災害に伴う船便遅延を回避するために、フェリーや航空便などの代替輸送が増加したことで調達コストが上昇し、売上総利益率は低下いたしました。」
原材料・為替・輸送コストの上昇が、売上総利益率の低下及び営業利益・経常利益の減益として実際に表れた。 - FY2025-Q1対処有価証券報告書
「円安の進行や原料の高止まりに伴う原価上昇リスクに対応すべく、東南アジア地域への生産シフト、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)における関税減免措置の活用、海上輸送方法・手段の見直し徹底などを進めております。」
円安・原料高による原価上昇リスクに対し、生産シフト、関税減免及び海上輸送の見直しを進めている。営業利益655百万円、売上総利益率の改善など、収益面の改善も記載している。 - FY2024対処有価証券報告書
「収益重視の営業スタンスを徹底するとともに、コア事業である卸売事業の組織を一体化し、単品アイテムの組み合わせによるトータル提案の強化、機能性と環境に配慮した素材・製品の展開などを進めてまいりました。」
コスト上昇リスクが続く中、収益重視の営業、卸売組織の一体化及び商品提案の見直しにより、営業利益708百万円、売上総利益12,217百万円を計上した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「原材料価格の高止まりや円安進行によるコスト上昇分の一定程度について販売価格への反映を進めるとともに、適正な採算を確保する営業スタンスを徹底して参りました。」
原材料・為替によるコスト上昇が続く中、その一定程度を販売価格へ反映し、適正採算を確保する対応を進めている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「こうした取り組みの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年並みにとどまりましたが(14,660百万円、前年同期比0.1%減)、売上総利益率の改善(22.8%、前年同期比4.0ポイントアップ)に伴い、営業利益は415百万円(前年同期は営業損失87百万円)、経常利益は446百万円(前年同期比421百万円増)と黒字化を果たすことができました。」
原材料・海上運賃・為替等のコスト上昇が続く中、売上総利益率は22.8%へ改善し、前年同期比4.0ポイント上昇した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、ウクライナ情勢の長期化、OPEC(石油輸出機構)による減産措置、コロナ禍後の需要の急回復、各国の金融政策の見直しに伴う円安傾向の定着などの要因により、原料価格、工賃、海上運賃などが高止まりし、先行きが不透明な状況が続いております。」
原料価格、工賃、海上運賃等の高止まりと円安傾向が続き、コスト上昇リスクを引き続き認識している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、ウクライナ情勢の長期化に伴う原料価格・海上運賃の高止まり、エネルギー問題、サプライチェーンの混乱、為替変動など先の読めない不安定な状況が続いております。」
原料・海上運賃高止まりや円安に加え、エネルギー問題及びサプライチェーン混乱も挙げ、コスト・供給環境の不安定さが継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間について、コロナ禍を契機として、消費者の行動が大きく変容するとともに、長引くウクライナ情勢の影響による原材料・海上運賃の高止まりや円安の急激な進行に伴う原価上昇により、事業環境は厳しさを増していると認識しております。」
原材料・海上運賃の高止まり及び急激な円安に伴う原価上昇が継続し、事業環境の厳しさが増していると記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「衣料品については、原材料価格、海上運賃の高止まりの一方で、得意先への価格転嫁が進まず、加えて主たる生産地である中国のロックダウンによる納期遅延などにより、収益面は厳しい状況が続くと考えております。また、円安の急激な進行は今後の仕入れ価格に大きな影響が及ぶと考えております。」
原材料・海上運賃の高止まり、価格転嫁の遅れ、中国ロックダウンによる納期遅延及び急激な円安が重なり、利益率低下要因が継続・拡大している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「原料価格の上昇、円安進行、海上運賃の値上がり、生産委託工場の工賃上昇など、第3四半期以降に急ピッチで上昇した影響を強く受け、売上総利益率が17.3%と前期比2.8ポイント低下いたしました。」
原料、為替、海上運賃、工賃等のコスト上昇が年間の売上総利益率低下及び営業損失拡大として表れた。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「原料価格の上昇、円安進行、海上運賃の値上がり、中国への生産シフトなどに伴う売上総利益率の低下に加え、増収に伴う物流費などの増加により、営業損失は923百万円(前年同期は営業損失543百万円)、経常損失は751百万円(前年同期は経常損失399百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は989百万円(前年同期は純損失710百万円)となりました。」
原料価格、為替、海上運賃、生産地シフト及び物流費の上昇が売上総利益率低下と損失拡大として実際に発生したことを、新たなコストリスクとして記載している。