新型コロナウイルス感染拡大による売上・店舗運営への影響
FY2020に初出。12回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2024-Q2。
王将フードサービスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。93社中71社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに2社。
- FY2024-Q2感染症影響の後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことを背景に、社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向を示しました。」
新型コロナウイルスの5類移行を背景に社会経済活動が正常化し、従来の感染拡大・行動制限による事業影響から回復する状況を記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、まん延防止等重点措置が3月に解除され、社会経済活動の緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、7月以降の第7波による感染者急増により、再び景気の下振れが懸念される状況となりました。」
制限解除後の回復局面で第7波による感染者急増が発生し、景気下振れ懸念と平日・夜間の客足鈍化が再び生じた。 - FY2023-Q1感染減少・制限解除で回復するも夜間需要は低迷有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向となり、社会経済活動の正常化が進む中で、行政による各種政策の効果もあって、個人消費は持ち直しの動きが見られました。」
感染者数の減少と社会経済活動の正常化により個人消費は持ち直した一方、夜間の外食需要は引き続き厳しいと記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「今般の新型コロナウイルス感染症は、数度にわたる緊急事態宣言の発出などを経て、感染者数は減少傾向にあるものの、感染のリバウンドや変異ウイルスの感染拡大が当社業績に与えるリスクは引き続き大きいと認識しております。」
感染者数の減少傾向を記載する一方、リバウンドや変異ウイルスによる業績リスクは引き続き大きいと再確認している。 - FY2022-Q3感染縮小・制限解除で業況改善も一部業態は厳しい有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、第5波で急拡大した新型コロナウイルス感染が本年8月にピークアウトして縮小に向かったため、個人消費に回復の動きが見られました。」
第5波の感染縮小と個人消費の回復を記載しており、前四半期までの感染拡大・制限による影響から状況が改善した。ただし、夜間営業中心の一部業態では厳しさが継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス第4波、第5波の感染拡大と、それによる緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置の全国規模での適用により、経済活動は大きな影響を受け、サービス支出を中心に個人消費は弱い動きで推移いたしました。」
第4波・第5波の感染拡大と全国規模の緊急事態宣言等により、経済活動とサービス支出を中心とする個人消費への影響が続いた。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染状況の悪化により、2021年4月以降延べ20都道府県において、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発出され、経済活動が大きな影響を受けたことから、サービス消費を中心に個人消費は弱い動きで推移し、先行き不透明な状態が続きました。」
感染状況の悪化、延べ20都道府県への緊急事態宣言等、個人消費の弱さと先行き不透明感を記載している。事業等のリスク自体には重要な変更がないとされている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「今般の新型コロナウイルス感染症は、数度にわたる緊急事態宣言が発出されるなど、いまだ収束せず、感染のリバウンドや変異ウイルスの感染拡大が当社業績に与えるリスクは引き続き大きいと認識しております。」
感染拡大リスクについて、複数回の緊急事態宣言、リバウンド、変異ウイルスを挙げ、業績へのリスクが引き続き大きいと記載している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「外食業界では、第三波による感染急拡大に伴い、東京都・大阪市他一部地域で「営業時間短縮要請」が出され、年末にかけての忘年会需要が大幅に落ち込むなど、環境は急速に悪化いたしました。」
第三波による感染急拡大、営業時間短縮要請、忘年会需要の大幅減少により、新型コロナウイルスの事業影響がさらに深刻化した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「しかし、年間で最も高い売上を獲得する7月、8月は、学校の夏休みの短縮、お盆時期の移動自粛などが客足を鈍らせ、業績回復に影響を与えました。また、ビジネス街や繁華街立地や飲酒を伴う業態では回復が遅れており、厳しい状態が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による客足減少と回復遅延が、夏季・特定立地・飲酒業態で継続して実際に発生している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「本年4月7日からの緊急事態宣言期間中には外出自粛や休業・営業時間短縮による大幅な客数減があり、この傾向は緊急事態宣言が全面解除されてからも続きました。特に繁華街立地や夜の時間帯、休日等の客足の戻りは鈍く、ファーストフード等の一部の業態を除いて、業界全体の売上高は前年比で大幅に落ち込んでおります。」
前期末に独立テーマ化された新型コロナウイルスリスクについて、客数減、客足回復の鈍化、業界売上の大幅減として実際の影響が顕在化した。 - FY2020初出有価証券報告書
「今般の新型コロナウイルス感染症の影響について、今後の当社グループの業績は新型コロナウイルス感染症の動向に大きく左右され、現時点で適正かつ合理的な業績予想を算定するのは困難であると判断しております。」
感染拡大により来店客数、売上、営業時間、業績予想の不確実性が生じたことを、独立した主要リスクとして初めて記載している。