新型コロナウイルス感染症による受注・サプライチェーン変化リスク
FY2020に初出。15回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2024-Q3。
日邦産業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。177社中113社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに36社。
- FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における外部環境としましては、世界的な金融引締めに伴うインフレの継続や中国経済の鈍化等が海外経済を全般的に下押しする圧力となった一方で、我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による各種規制が緩和され、社会経済活動の正常化が進んだことによる個人消費や設備投資の増加が継続し、緩やかな回復基調が認められる中で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による各種規制の緩和と社会経済活動の正常化が継続して示され、従来の行動制限・経済活動停滞を中心とした影響は弱まった状態が続いている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による各種規制が緩和され、社会経済活動の正常化が進んだことによる個人消費や設備投資の増加が継続し、緩やかな回復基調が認められる中で推移しました。」
感染症による規制緩和と社会経済活動の正常化が継続して示され、従来の行動制限・経済活動停滞を中心とした影響は弱まった状態が続いている。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における外部環境としましては、新型コロナウイルス感染症による各種の規制が緩和され、社会経済活動の正常化が進み、個人消費や設備投資に持ち直しが見られるなど、景気全体は緩やかな回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による各種規制の緩和と社会経済活動の正常化が示され、従来の行動制限・経済活動停滞を中心とした影響は弱まる方向に記載が変化した。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「当セグメントの業績は、通信基地局やサーバー向けの配線板材料、ベトナム工場のドライフィルム事業及び沖縄工場のウエハ研磨用キャリア事業の受注が堅調に推移した一方で、調整局面に入ったスマートフォン関連部材及び中国ロックダウンによるサプライチェーンの途絶の影響を受ける中で推移しました。」
感染症及び中国ロックダウンに伴うサプライチェーン途絶が、スマートフォン関連部材などの事業に引き続き実際の影響を与えた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、「新型コロナウイルス感染症の拡大によるサプライチェーンの途絶」と「半導体・電子部品の供給不足」の影響を受け、業界毎・地域毎・顧客毎に生産計画が大きく変動し、加えて、急激な円安の進行と資源価格の高騰、さらには物流コストの高騰などもあり、業績の先行きを正しく見通すことができない状況の中で推移しました。」
感染症によるサプライチェーン途絶と供給不足の影響が、業界・地域・顧客ごとの生産計画の大きな変動として引き続き実績化している。エレクトロニクスでは中国ロックダウンによるサプライチェーン途絶の影響も記載された。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、「新型コロナウイルス感染症の拡大によるサプライチェーンの途絶」と「半導体・電子部品の供給不足」の影響を受け、業界毎・地域毎・顧客毎に生産計画が大きく変動し、加えて、急激な円安の進行と資源価格の高騰、さらには物流コストの高騰などもあり、業績の先行きを正しく見通すことができない状況の中で推移しました。」
感染症に伴うサプライチェーン途絶が、業界・地域・顧客ごとの生産計画の大きな変動として当四半期の事業環境に実際に現れた。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当該リスクの対応としては、マスクの着用、うがい及び手指消毒等の基本的感染予防を継続しつつ、平時における「顧客とパートナー企業と連携した需給調整」と「在庫保有による生産活動の平準化」に努めてまいります。」
感染症による都市封鎖や生産活動縮小・停止のリスクは継続しており、基本的感染予防、需給調整、在庫保有による生産平準化を対応策としている。 - FY2022-Q3回復生産と感染症影響の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって所在各国において行動制限がなされた一方で、顧客各社は旺盛な需要に応えるためのリカバリー生産を進められましたが、「半導体・電子部品の供給不足」という世界的課題がその勢いを鈍化させる中で推移しました。」
各国で行動制限がなされる一方、顧客はリカバリー生産を進めており、感染症の影響には回復面もみられた。ただし、供給不足がその勢いを鈍化させる状況が続いている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大による半導体・電子部品の供給不足に伴い、主要顧客である自動車部品メーカーとプリンターメーカーの生産調整の影響を各国の製造拠点で受ける中で推移いたしました。」
前四半期に影響が限定的とされた感染症関連リスクについて、半導体・電子部品の供給不足に伴う顧客の生産調整が各国の製造拠点で実際の影響として継続した。 - FY2022-Q1全体影響限定・一部事業継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、合成樹脂の原材料不足、半導体の供給不足及び新型コロナウイルス感染症の拡大による生産活動の減産影響を懸念していたところ、幸いにもその影響は限定的なものでありました。」
感染症による生産活動への影響は全体として限定的とされた一方、医療・精密機器では主要顧客の生産停止に伴う受注減少が続いており、影響の一部継続も記載されている。 - FY2021回復傾向・再拡大リスク継続有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、モビリティ事業及び医療・精密機器事業において取引先の減産影響を受けておりましたが、当連結会計年度の後半にかけて回復傾向となりました。」
取引先の減産影響は残る一方、年度後半には回復傾向となり、翌年度も回復傾向が継続するとの仮定が示された。ただし、感染症リスク自体はリスク項目として継続している。 - FY2021-Q3一部回復と影響継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、3つの事業領域の内、モビリティ(自動車部品)と医療・精密機器の2つの事業領域で悪化いたしました。当第3四半期は、各国政府による経済対策等により力強さには欠けるものの経済活動に持ち直しの動きがみられましたが、依然として同感染症の再拡大や長期化する懸念があることから、先行きは不透明な状況が続いております。」
経済活動には持ち直しの動きがみられる一方、3事業領域のうちモビリティと医療・精密機器は悪化し、感染症の再拡大・長期化懸念も継続している。影響の一部回復とリスクの継続が併記された。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大により停滞した経済活動の影響を大きく受けました。」
感染症による経済活動停滞の影響が続き、自動車・自動車部品メーカーの減産、OA機器メーカーの減産、車載部材・プリンター関連部品等の受注減少として複数事業に顕在化した。連結では営業損失21百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失901百万円となった。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当該事業の業績は、新型コロナウイルス感染症の拡大による自動車メーカーの減産影響を受け、国内外工場ともに車載関連部品の受注が減少した影響を受ける中で推移しました。」
前年度に示された感染症による受注減少リスクが、当四半期には自動車メーカーの減産と国内外工場の車載関連部品受注減少として実際に発生した。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の収束に時間がかかり、また収束後における経済の回復状況やサプライチェーンの変化により、取引製品の需要の減少や消滅等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の収束長期化、経済回復状況及びサプライチェーン変化による製品需要の減少・消滅を、新たな事業等のリスクとして明示した。当連結会計年度への影響は軽微とされている。