厚生年金基金解散に伴う費用発生リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2021。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。8社中1社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに10社。
- FY2021対処有価証券報告書
「なお、当社及び一部の連結子会社が加入していた複数事業主制度の厚生年金基金制度は、令和2年7月14日付で清算結了となる決算報告書について、厚生労働大臣より承認を得ております。」
厚生年金基金について、清算結了に係る決算報告書が令和2年7月14日付で承認された。従来の清算手続中という状態から手続完了へ進展している。 - FY2020基金清算手続の継続と別基金からの脱退有価証券報告書
「この他に、当社及び一部の連結子会社は、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しておりますが、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に算定できることから、確定給付制度の注記に含めて記載しております。なお、同厚生年金基金は現在清算手続中であります。また、一部の連結子会社は、複数事業主制度の企業年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理をしております。なお、当該連結子会社は、令和2年3月31日付で、同基金を脱退しております。」
厚生年金基金の清算手続中という状態が継続し、一部連結子会社については別の企業年金基金から令和2年3月31日付で脱退した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「この他に、当社及び一部の連結子会社は、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しておりますが、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に算定できることから、確定給付制度の注記に含めて記載しております。なお、同厚生年金基金は現在清算手続中であります。」
厚生年金基金は清算手続中であると記載されており、前期に進んだ解散・納付後も手続の継続が示されている。 - FY2018対処有価証券報告書
「当社及び一部の国内連結子会社は、厚生年金基金の代行部分について、平成28年4月1日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受け、平成29年3月22日に過去分返上の認可を受けております。また、平成29年3月の解散時点の責任準備金相当額を、平成29年6月12日に国へ事前納付いたしました。」
厚生年金基金は平成29年3月に解散し、代行部分の返上認可および平成29年6月の事前納付まで進んだ。前期に具体化した費用発生リスクについて、解散・納付の処理が進展している。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「平成29年1月27日開催の代議員会において、通常解散の申請を行うことを決議いたしました。平成29年3月22日を予定しておりますので、当連結会計年度の連結財務諸表において、175,000千円(概算)の特別損失を計上する予定です。なお、特別損失の計上に伴い法人税等調整額△68,000千円(概算)が見込まれるため、親会社株主に帰属する当期純利益への影響額は△107,000千円(概算)と想定しております。」
厚生年金基金について通常解散申請が決議され、解散日は平成29年3月22日を予定している。費用はまだ計上されていないが、特別損失175,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益への影響額△107,000千円の概算が示され、リスクが具体化・数値化した。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当社及び当社連結子会社1社が加入する「東京金属事業厚生年金基金」は、平成27年9月18日開催の代議員会において解散の方針を決議しております。当方針決議により、同基金解散に伴う費用が発生する可能性がありますが、現時点では不確定要素が多く、合理的な見積金額を算定することは困難であります。」
厚生年金基金解散に伴う費用発生リスクを同じ内容で再掲している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当社及び当社連結子会社1社が加入する「東京金属事業厚生年金基金」は、平成27年9月18日開催の代議員会において解散の方針を決議しております。当方針決議により、同基金解散に伴う費用が発生する可能性がありますが、現時点では不確定要素が多く、合理的な見積金額を算定することは困難であります。」
厚生年金基金解散に伴う費用発生リスクについて、前事業年度と同じ内容を再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社及び当社連結子会社1社が加入する「東京金属事業厚生年金基金」は、平成27年9月18日開催の代議員会において解散の方針を決議しております。当方針決議により、同基金解散に伴う費用が発生する可能性がありますが、現時点では不確定要素が多く、合理的な見積金額を算定することは困難であります。」
基金解散方針の決議を受け、将来費用の発生可能性をリスクとして記載している。