新型コロナウイルス感染症による事業・顧客投資への影響
FY2020に初出。8回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2024。
鈴与シンワートがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。180社中114社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに17社。
- FY2024後退有価証券報告書
「また、大規模な感染症等の発生により、当社グループの業績に間接的な影響を及ぼす可能性があり、提出日現在においてその影響を客観的に見積ることは困難であります。」
新型コロナウイルス感染症への具体的言及から、大規模な感染症一般による間接的影響という表現に整理された。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍終息に向けた動きが加速し、社会経済活動の制約は解消されつつあり、緩やかに持ち直しの動きがみられました。」
コロナ禍終息に向けた動きと社会経済活動の制約解消が記載され、感染症による経済活動への影響は従来より弱い表現となった。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による影響は不確定要素が多いため、今後の事業に対する影響につきましては、継続的に注視していく必要があるものと考えております。」
感染症による今後の事業影響について不確定要素が多く、継続的に注視する必要があるとの説明が続いた。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による影響は不確定要素が多いため、今後の事業に対する影響につきましては、継続的に注視していく必要があるものと考えております。」
感染症影響について不確定要素が多く、今後の事業への影響を継続的に注視する必要があるとの説明に戻った。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「なお、当社グループへの新型コロナウイルス感染症による影響としては、一部の顧客において投資の先送りや抑制などがあったものの、第2四半期連結累計期間において発生していた対面営業活動の制限による商談のクロージングの遅れは概ね解消されており、当第3四半期連結累計期間の業績に与える影響は軽微であります。」
顧客投資の先送り・抑制は残る一方、第2四半期に発生した対面営業制限による商談クロージングの遅れは概ね解消され、業績影響は軽微とされた。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「一部の顧客において投資の先送りや抑制などがあった他、一部の案件においては緊急事態宣言下での対面営業活動の制限による影響で商談のクロージングに時間を要したため、納期について当初予定していた時期から第3四半期連結会計期間以降に延期されておりますが、これら遅れにつきましては今後解消されるものと見込んでおります。」
新型コロナウイルス感染症により、顧客投資の先送り・抑制、対面営業制限、商談長期化、納期延期が実際に発生した。一方、遅れは今後解消される見込みで、当第2四半期累計期間の業績影響は軽微とされた。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループへの新型コロナウイルス感染症による影響は、営業活動の制約や一部の案件において中断や延期等があったものの、当第1四半期連結累計期間におきましては業績への影響は軽微でありました。」
新型コロナウイルス感染症による営業活動の制約や一部案件の中断・延期が実際に発生したが、当第1四半期の業績への影響は軽微であったと記載された。 - FY2020初出有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しており、当社グループの業績に間接的な影響を及ぼす可能性がありますが、提出日現在において客観的に見積もることは困難であります。」
感染症の世界的流行について、業績への間接的影響の可能性を新たなリスクとして記載した。一方、提出日現在で影響の客観的な見積もりは困難とされた。