買収子会社の業績未達とのれん減損リスク
FY2024-Q1に初出。10回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2025。直近の記載はFY2026。
ブティックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。31社中17社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに25社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「人材採用支援事業(採用イベント事業及び人材紹介事業)について、当該事業から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ると判断し、当該事業に係るのれん及び固定資産の全額を減損損失として特別損失に計上しております。」
リアライブ買収後の人材採用支援事業の業績未達リスクが継続し、のれん・顧客関連資産等376,892千円の減損損失が実際に発生した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「なお、2023年に買収した株式会社リアライブののれんについて、直近の業績の状況を踏まえ、将来の回収可能性を改めて詳細に検討した結果、買収当初の事業計画で想定していた利益水準に満たない見込みとなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額521,711千円を減損損失として特別損失に計上いたしました。」
買収子会社の業績未達とのれん減損リスクが実際に発生し、521,711千円の減損損失を計上した。採用イベント開催数を主要仮定とし、翌年度も追加減損の可能性を記載している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「2023年4月に連結子会社化した株式会社リアライブは、今後当社グループの業績に大きく貢献するものと見込んでおります。しかしながら、事業環境の変化等により業績が当初の想定を下回る場合、のれんの減損処理等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
リアライブの業績未達とのれん減損リスクを継続して記載している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「2023年4月に連結子会社化した株式会社リアライブは、今後当社グループの業績に大きく貢献するものと見込んでおります。しかしながら、事業環境の変化等により業績が当初の想定を下回る場合、のれんの減損処理等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
リアライブの業績未達とのれん減損リスクを継続して記載している。 - FY2024-Q1初出有価証券報告書
「2023年4月に連結子会社化した株式会社リアライブは、今後当社グループの業績に大きく貢献するものと見込んでおります。しかしながら、事業環境の変化等により業績が当初の想定を下回る場合、のれんの減損処理等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
リアライブ買収後の業績が想定を下回った場合に、のれんの減損処理等が発生する買収後固有のリスクを新たに記載している。