新規参入による買取競争の激化
FY2018に初出。7回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2024-Q3。
バリュエンスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「これは、仕入競争環境の激化に伴い仕入単価が上昇していることや、第2四半期連結累計期間において小売の売上総利益率が低下したこと等によるものでありますが、当第3四半期連結会計期間より売上総利益率重視の買取に切り替えたことにより、当第3四半期連結会計期間における売上総利益率は25.5%と第2四半期連結会計期間から3.1ポイント改善いたしました。」
仕入競争環境の激化に伴う仕入単価上昇が粗利率低下の要因として記載された。一方、第3四半期会計期間から粗利率重視の買取へ切り替えた。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「これは、仕入競争環境の激化に伴い仕入単価が上昇していることや、高価格帯商品の販売等により通常より小売の売上総利益率が低下したこと、地金売上高構成比が上昇したこと等によるものであります。」
仕入競争環境の激化と仕入単価上昇が明示され、競争激化が売上総利益率の低下要因として表れている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループでは主に商品の買取において同業他社との競合が生じており、当社においては、マーケティングの強化、利便性の高い立地への出店、店舗におけるサービスクオリティーの向上、継続的な人材教育により、競争力の向上及び競合他社との差別化を推進していく方針であります。」
買取競争の激化に対して、マーケティング、出店、サービス品質、人材教育で対応する方針が継続している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「一般消費者からの買取は依然として競争が激しく、販売面においても、小規模なものも含めると数多くの業者向けオークションが乱立しております。今後も、新規参入やM&Aなどによる企業再編の動きが加速するものと予想されます。」
買取競争に加え、業者向けオークションの乱立、新規参入、M&Aによる企業再編の加速が競争環境として記載されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「リユース・リサイクル業界においては、フリマアプリの拡大・浸透をはじめとして市場が活性化しており、今後も各企業の成長や新規参入企業の増加に伴い、買取競争の激化に加え、他業界との連携や資本受け入れが進んでいくものと予想されます。」
フリマアプリの浸透、新規参入企業の増加、他業界との連携・資本受け入れにより競争激化の可能性が示されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「しかしながら、今後において、新規参入企業により一層の競合激化が生じた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。」
新規参入による買取競争激化のリスクが引き続き記載されている。 - FY2018初出有価証券報告書
「しかしながら、今後において、新規参入企業により一層の競合激化が生じた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。」
リユース業界の新規参入による買取競争の激化が、独立したリスクとして初めて明示されている。