バイオマス燃料確保・発電所設備不具合による安定稼働リスク
FY2022-Q3に初出。12回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-08-12。
TREホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「市原グリーン電力(株)は、当初計画していた定期修繕に加え、計画外停止に伴う稼働日数が減少し、操業損失や修繕費などの増加により減収減益となりました。」
再生可能エネルギー事業の安定稼働リスクについて、計画外停止、稼働日数減少、修繕費増加及び減収減益が当年度にも実際に発生した。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「市原グリーン電力(株)は、第1四半期に実施した追加修繕に伴う稼働停止に加え、第3四半期に予定していた定期修繕を第2四半期に前倒して実施したことから、前年同期と比較して稼働日数が減少したことにより減収となり、修繕費の増加もあり営業損失を計上しました。」
追加修繕及び定期修繕の前倒しにより稼働日数が減少し、修繕費増加と営業損失という発電所運営上の影響が実際に生じた。 - FY2025悪化有価証券報告書
「(株)タケエイグリーンリサイクルは、災害廃棄物受入や生木くず搬入量増加はあったものの、発電設備不具合に伴う緊急停止が複数回発生したことなどから減収減益となりました。」
発電設備不具合による緊急停止が複数回発生し、減収減益に加えて横須賀工場の減損損失も計上され、安定稼働リスクの影響が拡大した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「(株)津軽バイオマスエナジー及び(株)大仙バイオマスエナジーでは、当中間連結会計期間における定期修繕や法定点検により稼働日数が前年同期比で減少し、修繕費も増加したことから減収減益となりました。」
定期修繕・法定点検による稼働日数減少と修繕費増加が、再生可能エネルギー事業の減収減益として実際に現れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「(株)タケエイグリーンリサイクルは、木材販売の増加などから増収となり、対前年同期比で赤字幅を縮小しておりますが、当第3四半期中にも故障による停止があり、安定稼働の確立に向けた取組みを継続しています。」
木材販売増加による改善がある一方、当四半期中にも故障停止が発生し、発電所設備不具合による安定稼働リスクが再び実際の影響として記載された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「再生可能エネルギー事業においては、6発電所全てにおいて概ね安定稼働し、電力小売事業については好調を維持しております。」
修繕や燃料搬入低迷による個別発電所の影響が記載される一方、当四半期には6発電所全てが概ね安定稼働しているとされた。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「市原グリーン電力(株)は、前連結会計年度末に対処が必要と判断した機器の交換等を集中的に行うため、期初計画で40日程度停止する予定であったところ10日ほど延長しましたが、修繕後は高負荷運転を継続していることなどから増収となり、赤字幅も縮小いたしました。」
機器交換等による停止期間は延長したものの、修繕後は高負荷運転へ戻り、赤字幅が縮小した。設備不具合・停止リスクへの対応後の回復が示された。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「市原グリーン電力(株)は、第1四半期連結会計期間に行った法定点検(ボイラーは2年に一度、タービンは4年に一度)以後は安定稼働しておりますが当第2四半期連結会計期間に入り、燃料となる建設系廃棄物の木質チップ集荷量が低迷だったことから出力を抑制して運転したため、減収減益となりました。」
木質チップ集荷量の低迷により発電出力を抑制し、減収減益となる燃料確保上の影響が実際に発生した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「(株)タケエイグリーンリサイクルは、横須賀バイオマス発電所において臨時の補修工事を行った影響は受けましたが増収となり、営業赤字幅も縮小しつつあります。」
バイオマス発電所で臨時の補修工事が発生し、設備補修による事業影響が実際に現れた。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「しかしながら、国内における燃料材の確保や予期せぬ大規模な自然災害、操業に影響するような設備不具合等が発生し、発電所が長期間稼働不能となった場合には、稼働日数の減少に伴って、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
燃料材確保、自然災害、設備不具合による長期停止が、再生可能エネルギー事業固有のリスクとして示された。