新型コロナウイルス感染症による物流需要・操業リスク
FY2020に初出。14回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2024対処有価証券報告書
「国内においても景気は緩やかな回復基調にあり、自動車業界では車載用半導体不足の緩和による自動車生産が回復し、サプライチェーンの正常化が進みました。」
感染症による行動制限・テスト業務中止を中心とした従来の影響は後退し、自動車生産回復とサプライチェーン正常化が示された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行後の社会経済活動の正常化など緩やかな回復基調となりましたが、ウクライナや中東情勢を巡る地政学リスクなど依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行後の社会経済活動の正常化と緩やかな回復基調が示され、感染症による従来の活動制限・需要影響は緩和方向にあるとする記述が続いている。一方、地政学リスクによる不透明感は残る。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「(テスト事業)主に業務量の回復により売上高は53億94百万円(前年同期比6.1%増)となりました。営業利益は、増収効果と業務の効率化により7億15百万円(前年同期比78.0%増)となりました。」
新型コロナウイルス感染症によるテスト業務の中止・遅れを減収要因とした前期から変化し、当四半期はテスト業務量の回復による増収増益となった。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「(テスト事業)テスト業務の中止や遅れの発生により、売上高は154億92百万円(前年同期比3.9%減)となりました。営業利益は、人件費や外注費の増加などにより14億46百万円(前年同期比46.5%減)となりました。」
テスト業務の中止・遅れが続き、テスト事業の減収減益として感染症影響に関連する事業上の負担が引き続き表れている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「(テスト事業) 新型コロナウイルス感染症によるテスト業務の中止や遅れの発生により、売上高は101億98百万円(前年同期比1.6%減)となりました。」
新型コロナウイルス感染症によるテスト業務の中止・遅れが、引き続きテスト事業の減収要因として実際に発生している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「(テスト事業)新型コロナウイルス感染症によるテスト業務の中止や遅れの発生により、売上高は50億86百万円(前年同期比1.1%減)となりました。」
感染症によるテスト業務の中止・遅れが実際の減収要因として引き続き現れており、同リスクの事業影響を再確認している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「こうした状況の中、当社グループの第3四半期連結累計期間における売上高は、業務量の回復などにより1,465億62百万円(前年同期比9.1%増)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響や変異株への懸念が残る中でも、業務量の回復による増収が続き、前期に顕在化した物流需要への影響が緩和された状態を継続している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「こうした状況の中、当社グループの第2四半期連結累計期間における売上高は、業務量の回復などにより946億14百万円(前年同期比10.5%増)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響と社会・経済活動の制限が続く中でも、業務量が回復し、売上高は前年同期比10.5%増となった。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「こうした状況の中、当社グループの第1四半期連結累計期間における売上高は、業務量の回復などにより475億73百万円(前年同期比16.1%増)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響や経済活動の制限は継続しているが、業務量が回復し、売上高は前年同期比16.1%増となった。前期に顕在化した物流需要への影響は当四半期において緩和方向へ変化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「今後の見通しは、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済への深刻な影響は未だ収束を見ず、当社を取り巻く環境は極めて不透明な状況が継続し、最大の懸念事項となっております。特に主力事業であります生産関連貨物の低迷は当社グループ事業への影響を顕在化させております。」
感染症の影響が長期化し、生産関連貨物の低迷が事業影響として顕在化していることを通期で明示した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響が長期化しており、極めて厳しい状況が続きました。政府の各種施策により経済活動が段階的に再開されたことに伴い、景気は緩やかな回復の動きが見られましたが、冬季に入り再び感染が拡大し、雇用情勢や企業業績の悪化など、景気の先行きは依然不透明な状況で推移しております。このような経営環境のもと、当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨物取扱量が減少し、第3四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比10.8%減の1,343億93百万円となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、冬季の再拡大と雇用・企業業績の悪化が記載された。国内外の貨物取扱量減少と売上高10.8%減として事業への影響も継続して発生している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「このような経営環境のもと、当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨物取扱量が減少し、第2四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比15.6%減の856億31百万円となりました。」
新型コロナウイルス感染症拡大による貨物取扱量減少が当第2四半期累計期間にも継続し、売上高15.6%減として実績化している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「このような経営環境のもと、当社グループにおいても国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて貨物取扱量が減少し、第1四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比19.2%減の409億70百万円となりました。」
前年度末時点で見込まれていた新型コロナウイルス感染症の影響が、国内外の貨物取扱量減少と売上高19.2%減という当四半期の実績として現れた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大による経済への影響は日々深刻化してきており、連結売上高の50%超を占める自動車関連メーカーの工場操業停止や稼働率の低下が長期化することにより、全セグメントにおいて影響を受けることが見込まれますが、いまだ収束時期が見通せないことから現時点では回復時期を予測することは困難な状況であります。」
新型コロナウイルス感染症拡大により第4四半期に影響を受けたとし、自動車関連メーカーの工場操業停止・稼働率低下が長期化した場合の全セグメントへの影響をリスクとして明示した。連結売上高の50%超という構造的な数値も示している。