有利子負債依存と金融引締め・金利上昇による資金調達リスク
FY2017に初出。20回の記載のうち2回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
- FY2026有利子負債残高増加・財務制限条項の対象拡大有価証券報告書
「有利子負債残高(百万円) (A) 71,067 75,346 81,461 総資産額(百万円) (B) 136,303 148,139 157,202 有利子負債依存度(%)(A/B) 52.1 50.9 51.8」
有利子負債残高は81,461百万円に増加し、有利子負債依存度は50.9%から51.8%へ上昇した。また、財務制限条項付き借入金の対象残高も拡大した。 - 2026-09-01再掲株主総会
「当連結会計年度末の短期借入金のうち11,000,000千円及び長期借入金のうち13,907,700千円(うち1年内返済3,622,700千円)には、主に以下の内容の財務コベナンツの遵守条項が付されております。」
財務制限条項の対象借入金額と、利益維持・純資産維持の条件が確認された。 - FY2026-H1財務制限条項付き借入契約の新規締結有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当社が新たに締結した財務制限条項が付された借入金契約の契約に関する内容等は、以下の通りです。」
地方銀行との借入契約2件について、営業損益・経常損益及び純資産維持に関する財務制限条項が新たに設定された。 - FY2025依存度低下も有利子負債残高増有価証券報告書
「有利子負債残高(百万円) (A) 65,861 71,067 75,346 総資産額(百万円) (B) 126,609 136,303 148,139 有利子負債依存度(%)(A/B) 52.0 52.1 50.9」
有利子負債残高は75,346百万円へ増加した一方、総資産の増加により有利子負債依存度は52.1%から50.9%へ低下した。 - FY2025-H1長期借入金減少・社債増加有価証券報告書
「固定負債は49,325百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,568百万円増加いたしました。これは主に社債が1,759百万円増加したことによるものであります。」
固定負債は増加したが、長期借入金は36,678百万円から36,512百万円へ減少し、社債の増加が主因となった。従来の長期借入金増加の記載から構成が変化した。 - FY2024-Q3長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は50,515百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,568百万円増加したことによるものであります。」
前連結会計年度末比で長期借入金が1,568百万円増加し、借入金残高の増加が継続した。 - FY2024-Q2短期・長期借入金増加の継続有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における流動負債は49,727百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,697百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が5,660百万円増加したことによるものであります。固定負債は52,526百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,199百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が3,329百万円増加したことによるものであります。」
前連結会計年度末比で短期借入金が5,660百万円、長期借入金が3,329百万円増加し、借入金残高の増加が継続した。 - FY2024-Q1短期・長期借入金増加の継続有価証券報告書
「流動負債は44,002百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,972百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が5,010百万円増加したことによるものであります。固定負債は51,425百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,097百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,594百万円増加したことによるものであります。」
前連結会計年度末比で短期借入金が5,010百万円、長期借入金が1,594百万円増加し、借入金残高の増加が継続した。 - FY2023-Q3長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は51,030百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,333百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が5,213百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末比5,213百万円増加し、借入金残高の増加が継続した。 - FY2023-Q2長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は49,371百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,674百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,866百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末比1,866百万円増加し、借入金残高の増加が続いた。 - FY2023-Q1長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は48,072百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,374百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,004百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末比1,004百万円増加し、借入金残高の増加が続いた。 - FY2022-Q3長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は45,855百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,293百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が5,289百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末比5,289百万円増加し、借入金残高の増加が継続した。 - FY2022-Q2長期借入金増加の継続有価証券報告書
「固定負債は41,492百万円となり、前連結会計年度末に比べ930百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が953百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金が前連結会計年度末比953百万円増加し、借入金残高の増加が続いた。 - FY2021-Q3子会社化に伴う借入金増加の継続有価証券報告書
「これは主に短期借入金が14,776百万円増加したことによるものであります。固定負債は40,608百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,967百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が5,396百万円増加したことによるものであります。」
短期借入金が14,776百万円、長期借入金が5,396百万円増加した。前四半期に続き、あなぶきホームライフの子会社化に伴う借入金増加が資産・負債の状況に現れている。 - FY2021-Q2子会社化に伴う短期・長期借入金の増加有価証券報告書
「これは主に短期借入金が14,390百万円増加したことによるものであります。固定負債は41,093百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,453百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が5,900百万円増加したことによるものであります。これらは主に、あなぶきホームライフ㈱(旧名称:セコムホームライフ㈱)の株式を取得し子会社化したことによるものであります。」
あなぶきホームライフの子会社化に伴い、短期借入金が14,390百万円、長期借入金が5,900百万円増加した。 - FY2021-Q1短期・長期借入金残高の増加継続有価証券報告書
「これは主に短期借入金が4,072百万円増加したことによるものであります。これは主に長期借入金が2,689百万円増加したことによるものであります。」
前期末比で短期借入金が4,072百万円、長期借入金が2,689百万円増加した。借入金残高の増加が継続して記載された。 - FY2020-Q3短期・長期借入金残高の増加有価証券報告書
「流動負債は35,062百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,962百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が9,911百万円増加したことによるものであります。固定負債は35,776百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,937百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が4,227百万円増加したことによるものであります。」
短期借入金が9,911百万円、長期借入金が4,227百万円増加したことが記載された。有利子負債依存度そのものの数値は当四半期報告書では示されていない。 - FY2019対処有価証券報告書
「有利子負債依存度(A/B) 2017年6月期43.8 2018年6月期42.1 2019年6月期39.4」
有利子負債依存度が42.1%から39.4%へ低下し、借入依存度に関する数値上のエクスポージャーが低減した。一方、融資抑制・金利上昇による資金調達リスク自体は継続記載された。 - FY2018対処有価証券報告書
「平成28年6月期、平成29年6月期、平成30年6月期の有利子負債依存度(A/B)は、それぞれ43.3%、43.8%、42.1%となっております。」
有利子負債依存度は前期の43.8%から42.1%へ低下したが、借入・社債による資金調達と金利上昇等のリスク自体は引き続き記載された。 - FY2017初出有価証券報告書
「経済不安及び金融引締め等による金融機関の融資抑制、または消費とは相反する金利の上昇等で、資金調達が困難になるような場合において、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。直近3期における連結での有利子負債依存度は、平成29年6月期で43.8%となっております。」
借入依存度を背景に、金融機関の融資抑制や金利上昇による資金調達困難化のリスクが数値とともに示された。