新型コロナウイルス感染症による経済活動停滞と商業・ホテル事業への影響
FY2021-Q1に初出。14回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2025。
三菱地所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。7社中2社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2025対処有価証券報告書
「商業施設やホテル市場においては、国内需要・インバウンド需要ともに回復してきておりますが、今後の物価高や為替動向等の経済情勢による影響を注視していく必要があります。」
感染症拡大による休館・宿泊予約停止・利用客数減少を中心とする従来の影響から、国内需要・インバウンド需要の回復へ認識が進んだ。一方、物価高や為替動向への留意は残っている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「商業施設やホテルは、事業環境の改善等により増収となりました。」
感染症による各種制限緩和後の事業環境改善等を背景に商業施設・ホテルが増収となった状況を再確認している。感染症影響が解消したとは記載されていない。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「商業施設やホテルは、事業環境の改善等により増収となりました。」
事業環境の改善等を背景に商業施設・ホテルが増収となった状況を再確認している。感染症影響が解消したとは記載されていない。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「商業施設やホテルは、事業環境の改善等により増収となりました。」
感染症による商業施設・ホテルへの影響が解消したとは記載されていないが、事業環境の改善等を背景に当四半期は増収となり、前年までの影響からの改善方向が示された。 - FY2023対処有価証券報告書
「コマーシャル不動産事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響がピークを過ぎ、商業施設・ホテルを中心に回復傾向の一方で、閉館予定物件の賃料収入の減額等によりビルの賃貸利益が減益となり、営業利益は1,889億円となりました。」
感染症による商業施設・ホテルへの影響について、前年までの休館・利用客数減少から、影響がピークを過ぎ商業施設・ホテルを中心に回復傾向にあるとの認識へ進んだ。ただし、影響が完全に解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「商業施設やホテルは、新型コロナウイルス感染症による各種制限が緩和された影響等により、増収となりました。」
感染症による各種制限の緩和等を背景に商業施設・ホテルが増収となった状況を再確認している。感染症影響が解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「商業施設やホテルは、新型コロナウイルス感染症による各種制限が緩和された影響等により、増収となりました。」
感染症による各種制限の緩和等を背景に商業施設・ホテルが増収となった状況を再確認している。感染症影響が解消したとは記載されていない。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「商業施設やホテルは、新型コロナウイルス感染症による各種制限が緩和された影響等により、増収となりました。」
感染症による商業施設・ホテルへの影響が解消したとは記載されていないが、各種制限の緩和等を背景に当四半期は増収となり、前年までの休館・宿泊予約停止等による影響からの改善方向が示された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「商業施設やホテルは、2020年春からの新型コロナウイルス感染症拡大による利用客数の減少により、店舗売上や稼働率への影響が続いている一方で、前年度4月から5月にかけての緊急事態宣言中の休館対応等による収益減少の反動増により、増収となりました。」
感染症拡大による商業施設・ホテルの利用客数減少、店舗売上・稼働率への影響が継続している。前年の休館対応等による収益減少の反動により、当四半期累計では増収となった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「商業施設やホテルは、2020年春からの新型コロナウイルス感染症拡大による利用客数の減少により、店舗売上や稼働率への影響が続いている一方で、前年度4月から5月にかけての緊急事態宣言中の休館対応等による収益減少の反動増により、増収となりました。」
感染症拡大による商業施設・ホテルの利用客数減少、店舗売上・稼働率への影響が当四半期にも継続している。一方、前年の休館対応等の反動で収益は増加した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「休館対応等の期間における一部費用5,609百万円を営業原価から特別損失に振り替えて計上しております。」
感染症拡大による商業施設・ホテルの休館、利用客数減少および売上・稼働率低下が通期にわたり発生し、休館対応等の一部費用5,609百万円が特別損失へ振り替えられた。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「一方で、商業施設やホテルでは、2020年春の緊急事態宣言期間中の休館対応を含め、新型コロナウイルス感染症拡大により利用客数が減少し、期間を通して店舗売上や稼働率が前年を大きく下回ったことにより、前年同期に比べ大幅な減収となりました。なお、緊急事態宣言期間中に休館対応等を実施した商業施設やホテル等の施設については、休館対応等の期間における一部費用5,609百万円を営業原価から特別損失に振り替えて計上しております。」
感染症拡大による商業施設・ホテルの利用客数、店舗売上、稼働率の低下が継続した。休館対応等の一部費用5,609百万円が営業原価から特別損失へ振り替えられ、感染症対応による損失5,698百万円も計上された。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「商業施設やホテルでは、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言期間中は休館や宿泊予約停止対応を実施するなど、期間を通して店舗売上や稼働率が前年を大きく下回ったことにより、前年同期に比べ大幅な減収となりました。特別損失につきましては、当第2四半期連結累計期間において投資有価証券評価損3,609百万円、新型感染症対応による損失5,698百万円を計上しております。」
感染症拡大に伴う商業施設・ホテルの売上・稼働率低下と休館等の対応が続き、当第2四半期累計期間にも新型感染症対応による損失5,698百万円が計上された。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「特別損失につきましては、当第1四半期連結累計期間において新型感染症対応による損失5,698百万円を計上しております。」
新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動停滞、緊急事態宣言中の商業施設・ホテルの休館や宿泊予約停止、店舗売上・稼働率の低下が記載された。休館対応等の一部費用5,691百万円を含む新型感染症対応による損失5,698百万円が実際に計上されている。