コンピュータシステム・回線の障害リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
岡三証券グループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。81社中16社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに27社。
- FY2023対処有価証券報告書
「証券基幹システムを業界標準的な共同利用型システムへと変更し」
既存システムの減損と移行リスクが記載されていたが、業界標準的な共同利用型システムへの変更を実施したと記載している。一般的なシステム障害・不正アクセス等のリスクは引き続き管理対象としている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「現行のネットトレードシステム(ODIN-NT)等について、2023年1月を目途に新たなシステムに移行することを、株式会社岡三証券グループにおいて決定されたことに伴い、該当する資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し」
証券基幹・ネットトレードシステムの移行計画に伴い、既存システムの減損損失963百万円が発生した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社である岡三情報システム株式会社の証券基幹システムにつきまして、2022年下期を目途に新たなシステムに移行する決議をいたしましたので、当該システムに係る資産グループについて減損損失を認識しております。」
証券基幹システムの移行決議に伴い、既存システムについて1,602百万円の減損損失を認識しており、従来記載していた移行計画上のリスクが会計上の損失として具体化した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループの証券基幹システムについて、今後大規模なシステム投資を予定しております。当該基幹システムのリプレース計画に支障をきたす事象や状況が生じた場合、証券事業の停止やサービス品質の低下等を招き、当社グループの信頼を大きく損なう可能性もあります。」
従来の一般的なシステム障害リスクに加え、今後の大規模な基幹システム投資・リプレース計画の支障が、証券事業停止やサービス品質低下につながるリスクとして具体化している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「インターネット取引や当社グループが業務上使用するコンピュータ・システムや回線が、品質不良、外部からの不正アクセス、災害や停電等の諸要因によって障害を起こした場合」
コンピュータ・システムおよび回線障害のリスクを継続して開示している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「インターネット取引や当社グループが業務上使用するコンピュータ・システムや回線が、品質不良、外部からの不正アクセス、災害や停電等の諸要因によって障害を起こした場合」
コンピュータ・システムおよび回線障害のリスクを継続して開示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「インターネット取引や当社グループが業務上使用するコンピュータ・システムや回線が、品質不良、外部からの不正アクセス、災害や停電等の諸要因によって障害を起こした場合、障害規模によっては当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
コンピュータ・システムおよび回線障害のリスクを継続して記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「インターネット取引や当社グループが業務上使用するコンピュータ・システムや回線が、品質不良、外部からの不正アクセス、災害や停電等の諸要因によって障害を起こした場合、障害規模によっては当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
品質不良、不正アクセス、災害、停電をシステム障害の要因としている。