経済情勢・株式市場・IPO市場による業績変動
FY2018に初出。13回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2026。
JAFCOがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「当社は2025年4月、投資パフォーマンスに優位性があり、今後マーケットの拡大が予想される国内投資に集中することを決定し、アジア法人JAFCO Investment (Asia Pacific) Ltdを2025年10月に、米国法人JAFCO America Ventures Inc. (Icon)を2026年1月に譲渡完了したものの、譲渡後のアジア・米国法人が運用する既存ファンドへの当社出資持分は海外ファンド持分として継続保有することとしています。」
経済・市場環境リスクへの対応は、海外子会社を譲渡して国内投資へ集中する一方、既存の海外ファンド出資持分は保有し続ける構成へ変更された。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「本譲渡につき、当初は株式譲渡実行日を2025年6月30日と予定していましたが、その後、関係当局の承認等の条件を満たしたことにより、2025年10月31日付で株式を譲渡いたしました。なお、米国法人につきましては、2026年3月期内の譲渡に向けて手続き等を進めております。」
海外投資に係る構成について、アジア子会社の譲渡が実行され、米国法人についても2026年3月期内の譲渡に向けた手続きが進められている状態を記載している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「なお、当社は2025年4月に、国内投資に集中し、アジア・米国で当社グループが運用するファンドに今後は出資しないことと合わせて、海外子会社の譲渡 (予定を含む)を決定しています。JAFCO アジア及び ICON Ventures が運用する既存ファンドの当社出資持分は継続保有し、今後は大口出資者として関与することとなります。」
経済・市場環境リスクへのエクスポージャーについて、国内投資への集中と、アジア・米国の新規ファンドへの出資停止、既存ファンド持分の継続保有という構成に整理し直している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度における当社グループの投資先の新規IPOは5社(国内5社、海外なし)でありましたが、厳しい市場環境の影響を受け、投資倍率は低下しキャピタルゲインは低水準にとどまり、また、投資損失引当金の繰入も増加しました。」
厳しい市場環境により投資倍率が1.62倍へ低下し、キャピタルゲインが3,684百万円にとどまり、投資損失引当金の繰入も増加する事象が発生した。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における当社グループの投資先の新規IPOは4社(国内4社、海外なし)でありましたが、厳しい市場環境の影響を受け、投資倍率は低下し、キャピタルゲインは低水準にとどまりました。」
厳しい市場環境の影響を受け、投資倍率が1.68倍に低下し、キャピタルゲインが2,571百万円の低水準にとどまる事象が発生した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の当社グループの投資先の新規IPOは2社(国内2社、海外なし)であり、厳しい市場環境の影響を受け、キャピタルゲインは低水準にとどまりました。」
厳しい市場環境の影響を受け、投資先IPOは国内2社・海外なしとなり、キャピタルゲインが低水準にとどまる事象が発生した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の当社グループの投資先の新規IPOは1社(国内1社、海外なし)であり、厳しい市場環境の影響を受け、キャピタルゲインは低水準にとどまりました。」
厳しい市場環境の影響を受け、投資先IPOが国内1社・海外なしとなり、キャピタルゲインが低水準にとどまる事象が発生した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「さらに、地政学的なリスク、感染症の世界的流行その他の要因により、世界の広範囲において経済や株式市況が同時期に悪化する場合は、当社グループにおける地域的なリスク分散の効果を発揮できない可能性があります。」
従来の経済情勢・株式市場・IPO市場のリスクに加え、地政学的リスク等により広範囲の市場が同時に悪化し、地域分散の効果が発揮できない可能性を明示した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「ファンドのパフォーマンスは、日本、アジア地域及び米国の経済情勢や株式市場の動向に影響を受けます。」
国内外の経済情勢、株式市場、IPO市場の動向が投資先、EXIT、キャピタルゲイン及び成功報酬に影響するリスクと、地域・時間・EXIT手段の分散による対応を継続して開示している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大を受けた株式市場の動向等を加味し延期される事例が出たことにより、当社グループの投資先の新規IPOはありませんでした。」
株式市場の動向等を受けて投資先IPOが延期される事例が生じ、当第1四半期累計期間の新規IPOがゼロとなった。 - FY2020再掲有価証券報告書
「ファンドのパフォーマンスは、日本、アジア地域及び米国の経済情勢や株式市場の動向に影響を受けます。」
日本・アジア・米国の経済情勢、株式市場、IPO市場の低迷が投資先、EXIT、キャピタルゲイン、成功報酬に影響するリスクと、地域・時間・EXIT手段の分散による対応を継続して記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「しかし、世界経済が不況に陥った場合には投資先企業の業績不振につながる可能性があり、また起業環境が悪化することで当社グループの投資対象となりうるスタートアップの数が減少する可能性があります。」
経済情勢、起業環境、株式市場・IPO市場の低迷が投資先、流動化機会、キャピタルゲインおよび成功報酬に影響するリスクを継続して開示している。 - FY2018初出有価証券報告書
「ファンドのパフォーマンスは、日本、米国及びアジア地域の経済情勢や株式市場の動向に影響を受けます。世界経済が不況に陥った場合には投資先企業の業績不振につながる可能性があり、また株式市場やIPO市場が低調な場合にはファンドが得るキャピタルゲイン及び成功報酬も大きく変動する可能性があります。」
日本、米国、アジアの経済情勢や株式市場、IPO市場の低迷が、投資先業績、キャピタルゲイン、成功報酬および当社業績に影響するリスクを記載している。