高知銀行(8416)・リスク再定義
低金利・FinTech・異業態競争による金融環境の構造変化リスク
FY2018に初出。6回の記載のうち2回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2025。直近の記載はFY2026。
6記載
9年にわたる
0うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
デフレ・金融環境変化とフィンテックによる国内産業・金融機関の事業環境悪化24社が書いているテーマ・逆風25社・追い風0社
高知銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。20社中11社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに5社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている24社のうち14社を表示しています。上の文は24社すべてから計算しています。全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- FY2026再定義有価証券報告書
「インフレ率や金利の上昇、人手不足の常態化に加え、AI(人工知能)の活用進展による業務効率化の動きもみられます。」
従来の低金利・異業態競争中心の構造変化の認識から、インフレ・金利上昇、人手不足及びAI活用を含む経営環境の変化へと論点が広がっている。 - FY2025再定義有価証券報告書
「国内外の経済動向や金利環境の変化が地域経済や事業者さまに与える影響を的確に捉え、適切な対応を行うことが、当行として重要な課題であると考えております。」
従来の低金利・FinTech・異業態競争を中心とした構造変化の記述から、国内外の経済動向・金利環境の変化への対応という枠組みに整理されている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「市場金利の低下に加えて金融機関同士の競争激化により、貸出金利回りが計画を0.019ポイント下回った」
長期化する低金利環境と金融機関間競争が貸出金利回りの計画未達として表れ、収益環境への影響が具体化している。 - FY2021引き上げ有価証券報告書
「地域金融機関を取り巻く環境は、国内の低金利環境が長期化していることに加え、デジタル技術の急速な進展によって業種や業態を超えた競争がますます激化しております。」
市場金利低下と金融機関間競争に絞られていた前回の記載から、低金利の長期化、デジタル技術、業種・業態を超えた競争という構造変化の認識へ広がっている。 - FY2020後退有価証券報告書
「市場金利の低下に加えて金融機関同士の競争激化により、貸出金利回りが計画を0.108ポイント下回った」
低金利と金融機関間競争は引き続き記載されているが、前回の低金利・FinTech・異業態競争という広い構造変化の表現から、今 filing では市場金利と金融機関間競争に絞られている。 - FY2018初出有価証券報告書
「現在の金融業界は低金利政策が継続するなか、金融とITの融合によるフィンテックが目覚ましい進歩を遂げ、他業態との競合もさらに激化するなど、構造的な変化がスピードを増して進展しております。」
低金利政策、FinTechの進展、異業態との競争激化を、地域金融機関を取り巻く新たな構造変化として初めて独立して明示している。