歴史的な低金利環境による収益圧力
FY2017-Q1に初出。17回の記載のうち13回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
滋賀銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より8年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。18社中6社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに3社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「「金利のある世界」において、地域のお客さまの多様化する資金ニーズや経営課題に的確に対応するとともに」
従来の歴史的な低金利による収益圧力を中心とする表現から、「金利のある世界」における資金需要対応と収益性向上を重視する経営環境の表現へ整理されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「歴史的な低金利環境が続いておりますが、貸出金利息収入の源泉である「中小企業向け貸出」は地域金融機関の本来業務であり、引き続き良質な貸出金の増強に努力してまいります。」
歴史的な低金利環境が継続しているとの認識は維持されている。貸出金利息は前年度比で減少したが、資金調達費用の減少により資金利益は増加した。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「また、低金利による収益性の低下、デジタライゼーションの急速な進行などにより、地方銀行の経営は今まさに歴史的な転換期を迎えており、持続可能なビジネスモデルの再構築が喫緊の課題となっております。」
低金利による収益性低下が継続しており、資金運用収益は前年同期比2,066百万円減少した。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「また、低金利による収益性の低下、デジタライゼーションの急速な進行などにより、地方銀行の経営は今まさに歴史的な転換期を迎えており、持続可能なビジネスモデルの再構築が喫緊の課題となっております。」
低金利による収益性低下と持続可能なビジネスモデル再構築の必要性が引き続き示されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「銀行業界ではさらに、低金利による収益性の低下、デジタライゼーションの急速な進行などにより、持続可能なビジネスモデルの再構築が喫緊の課題となっております。」
低金利による収益性低下が、持続可能なビジネスモデル再構築を迫る喫緊の課題として表現され、資金利益も前年同期比1,491百万円減少した。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当行の収益の柱である貸出金利息は前年同期比25百万円の減少となりましたが、その減少幅は前年同期(△34百万円)に比べ8百万円減少しており」
貸出金利息の減少は続いており、低金利環境による収益圧力が実績に現れている。一方、減少幅は前年同期より縮小した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「加えて、歴史的な低金利環境の長期化や他金融機関、他業態との競合激化など、当行を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。」
歴史的な低金利環境の長期化と競争激化が、引き続き厳しい経営環境として示されている。一方、貸出金利息は貸出強化等により前年同期比184百万円増加した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「加えて、歴史的な低金利環境の長期化や他金融機関、他業態との競合激化など、当行を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。」
歴史的な低金利環境の長期化と競争激化が引き続き厳しい経営環境として示されている。一方、貸出金利息は外貨建貸出や中小企業向け貸出の強化により前年同期比87百万円増加した。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当行の収益の柱である貸出金利息の減少幅は前年同期(△265百万円)に比べ、231百万円減少しており」
歴史的な低金利環境の長期化は引き続き厳しい経営環境として示されている一方、貸出金利息の減少幅は前年同期より231百万円縮小したと記載されている。貸出金利息の減少は引き続き実績に現れている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「加えて、歴史的な低金利環境の長期化や他金融機関、他業態との競合激化など、当行を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。」
歴史的な低金利環境の長期化が引き続き経営環境上の圧力として示されている。貸出金利息は688百万円減少し、外貨調達を主因とした資金調達費用も1,126百万円増加した。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「経常収益は、66,940百万円で前年同期比2,349百万円の減収となりました。これは、歴史的な低金利環境により、貸出金利息が同509百万円減少するとともに」
歴史的な低金利環境が継続し、貸出金利息の減少として第3四半期累計の収益に引き続き現れている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「経常収益は、46,830百万円で前年同期比421百万円の減収となりました。これは、金融緩和の長期化により貸出金利息が前年同期比382百万円減少するとともに」
金融緩和の長期化と低金利による貸出金利息の減少が引き続き収益圧力として記載されている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「加えて、歴史的な低金利環境の長期化や他金融機関・他業態との競合激化、海外政治・経済の不確実性の高まりや国内景気の先行き不透明感など当行を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。」
歴史的な低金利環境の長期化と厳しい経営環境が前年度報告と同様に示されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「加えて、歴史的な低金利環境の長期化や他金融機関・他業態との競合激化、海外政治・経済の不確実性の高まりや国内景気の先行き不透明感など当行を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。」
歴史的な低金利環境の長期化と厳しい経営環境が、年度報告でも引き続き示されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「しかしながら、日本銀行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」などにより歴史的な低金利環境が継続しており、当行を取り巻く環境は厳しさを増しております。また、歴史的な低金利環境による貸出金利息の減少を主因とする資金運用収益の減少(同1,393百万円)」
歴史的な低金利環境の継続と厳しい事業環境が再確認され、貸出金利息の減少が資金運用収益の減少として引き続き業績に現れている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、日本銀行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」などにより、歴史的な低金利環境が継続しており、当行を取り巻く環境は厳しさを増しております。」
低金利環境が継続するだけでなく、当行を取り巻く環境が「厳しさを増している」と表現された。貸出金利息は前年同期比820百万円、有価証券利息配当金は184百万円減少している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「歴史的な低金利環境により、貸出金利息が同319百万円減少、有価証券利息配当金が同533百万円減少したものの」
低金利環境が貸出金利息と有価証券利息配当金の減少として当四半期の収益に現れている。