百貨店の建替え・営業終了に伴う客数・損失への影響
FY2017-Q1に初出。14回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載はFY2022-Q3。
エイチ・ツー・オー リテイリングがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2017年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。32社中19社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに10社。
- FY2022-Q3対処有価証券報告書
「建て替え工事を続けていた阪神梅田本店は、2021年10月8日に先行オープン、12月8日に1階から9階がフルオープンいたしました。外食・中食・内食のあらゆるシーンへの提案を強化し、4フロアに展開を拡大した食を中心として新たな体験価値に対するお客様の反応は高く、幅広い顧客層の来店につながりました。」
建て替え中の阪神梅田本店が先行・フルオープンし、食を中心とする新たな体験価値への反応と幅広い顧客層の来店が記載された。建て替えに伴う営業影響への対処が進んだ。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「阪神梅田本店は、2018年6月の建て替え第Ⅰ期棟開業景気の反動などにより、売上高前年同期比は94.1%となりました。」
建て替え第Ⅰ期棟の開業景気の反動による売上低下が続き、売上高前年同期比は94.1%となった。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店は、2018年6月の建て替え第Ⅰ期棟開業景気の反動などにより、売上高前年同期比は95.8%となりました。」
第Ⅰ期棟開業景気の反動による阪神梅田本店の売上低下が続いている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「また、阪神梅田本店は、2018年6月の建て替え第Ⅰ期棟開業景気の反動などにより、売上高前年同期比は87.4%となりました。」
建て替え第Ⅰ期棟の開業後、開業景気の反動により阪神梅田本店の売上高が前年同期比87.4%となった。建て替えに関連する業績影響が新たな形で数値化されている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「阪神梅田本店において建て替え工事が第Ⅱ期棟へ移行し売場面積が約2割減少していることに加え、第Ⅰ期棟のオープンにより減価償却費などの費用が大幅に増加したことから、営業利益は16,277百万円(前年同期比90.6%)と減益になりました。」
建て替え工事が第Ⅱ期棟へ移行し、売場面積約2割減少と第Ⅰ期棟の開業に伴う費用増加が営業利益の減益要因として明確に表れている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「阪神梅田本店では、2018年6月1日に建て替え第Ⅰ期棟をオープンいたしました。「毎日が幸せになる百貨店」をコンセプトに、毎日を豊かに幸せに暮らすための品揃え、ヒントや気づき、楽しさを「食」を中心に提案し、新しい百貨店の価値創造への取り組みを進めています。復活したスナックパークやパンワールド、リカーワールドなど話題の売場が人気となり、既存のお客様に加え30~40代の女性を中心とした新規のお客様に多数ご来店いただき、当初の想定を上回る売上で推移しています。」
建て替え第Ⅰ期棟の開業後、話題の売場が人気となり、新規顧客の来店と想定を上回る売上が記載され、建て替えに伴う営業影響への対処が進んだ。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「阪神梅田本店では、2018年6月1日に建て替え第Ⅰ期棟をオープンいたしました。「毎日が幸せになる百貨店」をコンセプトに、毎日を豊かに幸せに暮らすための品揃え、ヒントや気づき、楽しさを「食」を中心に提案し、新しい百貨店の価値創造への取り組みを進めています。復活したスナックパークが連日多くのお客様で賑わうなど、想定を上回る順調な滑り出しとなっています。」
建て替え第Ⅰ期棟が開業し、スナックパーク等が賑わうなど、建て替えに伴う営業影響に対する新店舗の立ち上がりが順調と記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店では、平成30年春のⅠ期棟オープンに向け、順調に建て替え工事が進んでおります。工事の影響により客数は伸び悩みましたが、主力の食料品の売上が前年を上回ったほか、阪神ならではの人気催事が好評で集客に寄与した結果、売上高は41,516百万円、前年同期比99.7%となりました。」
建て替え工事に伴う客数への影響は続いているが、食品売上と人気催事が下支えし、売上高は前年同期比99.7%となった。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店では、平成30年春のⅠ期棟オープンに向け、順調に建て替え工事が進んでおります。工事に伴う面積減の影響もあり、主力の食料品の売上は前年をやや下回りましたが、阪神ならではの人気催事が好評で集客に寄与した結果、売上高は26,242百万円、前年同期比99.3%となりました。」
建て替え工事に伴う売場面積減と食品売上への影響が続く一方、Ⅰ期棟の平成30年春オープンに向けた工事進捗を記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店では、平成30年春のⅠ期棟オープンに向け、順調に建て替え工事が進んでおります。工事の影響により客数は伸び悩みましたが、主力の食料品の売上が前年並みに推移した結果、売上高は12,622百万円、前年同期比98.2%となりました。」
建て替え工事に伴う客数の伸び悩みと売上高への影響が続いている一方、Ⅰ期棟の平成30年春オープンに向けた工事の進捗を記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店は、定評のある食品や婦人服飾品が堅調に推移いたしましたが、建て替え工事に伴い、入店客数が減少し、売上高は55,830百万円、前期比94.8%となりました。」
阪神梅田本店の建て替え工事に伴う入店客数減少と売上低下が通期でも確認されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「阪神梅田本店では、定評のある食品や婦人服飾品は堅調に推移しましたが、建て替え工事の影響に伴い客数が減少し、衣料品や家庭用品の売上が伸び悩んだ結果、売上高は41,651百万円、前年同期比94.1%となりました。」
阪神梅田本店の建て替え工事に伴う客数減少・衣料品等の売上停滞が引き続き発生している。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「阪神梅田本店では、定評のある食品の売上は前年並みで推移しましたが、建て替え工事に伴う客数の減少により衣料品の売上が伸び悩み、全館での売上高は26,437百万円、前年同期比94.1%となりました。また、阪神梅田本店について、建て替え工事期間中のキャッシュ・フローによる固定資産簿価の回収可能性を判断した結果、1,089百万円の減損損失を認識いたしました。」
建て替え工事に伴う客数・衣料品売上への影響が続き、売上高は前年同期比94.1%となった。さらに建て替え期間中の回収可能性判断により1,089百万円の減損損失を認識しており、影響が追加的に数値化された。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「阪神梅田本店では、建て替え工事の影響により客数は伸び悩みましたが、定評のある食品の売上が前年並みで推移した結果、売上高は12,856百万円、前年同期比95.6%となりました。」
建替え工事による客数停滞が実績に表れ、別店舗では営業終了決定に伴い780百万円の減損損失を計上している。