製造トラブル・原材料調達による商品供給中断リスク
FY2019に初出。15回の記載のうち10回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020。直近の記載は2026-08-06。
サンゲツがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。32社中10社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに15社。
- FY2026対処有価証券報告書
「2025年10月に広島県の新工場が稼働したことで、東日本2拠点、西日本1拠点の生産体制を構築し、かつ生産効率の高い新鋭機を導入することで、サプライチェーンの強靭化と安定供給体制の強化を推進しております。」
仕入先工場火災による受注停止・評価損が発生した一方、クレアネイト広島新工場の稼働と東西3拠点化により供給中断リスクへの対応を進めた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「一方で、仕入コストの継続的な上昇、当社仕入先工場の火災事故による受注停止に加え、その影響を受けて廃番とした見本帳商品の評価損を第1四半期に計上しました。第2四半期からは、受注停止となっていた非住宅向けの床材商品を本格的に販売再開し、概ね想定通りの回復状況となっております。」
仕入先工場の火災により非住宅向け床材の受注停止と廃番商品の評価損が実際に発生した。一方、第2四半期から販売を再開し、回復が進んでいる。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「一方、調達コスト、物流費、ユーティリティコスト等が継続的に上昇し、自助努力だけでは吸収できない状況下、安定供給、品質管理をはじめ企業としての供給責任を果たしていくべく、12月1日受注分より商品取引価格の改定を予定しています。」
供給責任への対応として、サプライチェーンマネジメント強化、品質管理、価格改定を組み合わせて商品供給中断リスクへの対処を進めている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「これは主に、売上の増加による売上債権の増加及び安定供給に向けた政策的な在庫の積み増し等に伴う棚卸資産の増加によるものです。」
安定供給に向けた政策的な在庫の積み増しを行い、商品供給中断リスクへの対応を進めた。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「これは主に、安定供給に向けた政策的な在庫の積み増し等に伴う棚卸資産の増加及び資金の借入れによる現金及び預金の増加によるものです。」
安定供給に向けて政策的に在庫を積み増し、供給中断リスクへの対応を進めた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「一部商品における納期遅延の影響があったものの、壁装材の売上高は16,472百万円(前年同期比12.4%増)となりました。」
一部商品で納期遅延が発生し、商品供給中断リスクが実際の事業運営に影響したと記載している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「壁紙製造メーカーであるクレアネイト株式会社の設備損傷に伴う供給遅延が一部発生したものの」
クレアネイトの設備損傷に伴う壁紙の供給遅延が実際に発生した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「原材料仕入価格の高騰、入荷の遅延や人材不足、それに伴う賃金の高騰といったいわゆる“供給制約”の問題が拡大し、厳しい経営環境となりました。」
原材料調達価格の高騰や入荷遅延、人材不足が供給制約として実際に拡大している。 - FY2020対処有価証券報告書
「BCP在庫の確保、代替となる商品の準備等、有事に備えた環境整備を行っております。加えて、想定した商品供給リスクに基づく行動計画の検証を定期的に行い、対応策の有効性の確認と改善を図っております。」
商品供給中断リスクに対し、BCP在庫、代替商品、行動計画の定期検証を対応策として明示した。 - FY2019初出有価証券報告書
「生産トラブル、原材料調達等の予期せぬ要因によって商品の供給が中断した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
外部メーカーに依存する壁紙・床材の供給が、生産トラブルや原材料調達によって中断するリスクを新たに明示している。