有価証券・投資有価証券の市場価格変動リスク
FY2017に初出。10回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2023。
美津濃がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。90社中31社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに22社。
- FY2023対処有価証券報告書
「5 減損処理を行った有価証券 当連結会計年度において、該当事項はありません。」
前年度に35百万円の有価証券減損を計上したのに対し、当年度は減損処理がなかった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、有価証券について35百万円(関係会社株式30百万円、その他有価証券の株式5百万円)減損処理を行っております。」
有価証券の減損処理額が前年度の2百万円から35百万円へ増加し、市場価格変動等による損失が拡大した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「投資有価証券評価損 8 3」
投資有価証券評価損は前年同期の8百万円から当第3四半期累計期間の3百万円へ減少した。 - FY2021対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、有価証券について2百万円(その他有価証券の株式2百万円)減損処理を行っております。」
有価証券の減損処理額は前年度の91百万円から2百万円へ減少した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「投資有価証券評価損 4 8」
第3四半期累計期間の投資有価証券評価損は8百万円となり、前年同期の4百万円から増加した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「投資有価証券評価損 - 5」
当第2四半期累計期間に投資有価証券評価損5百万円を計上し、市場価格変動等に伴う減損が追加発生した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、有価証券について91百万円(その他有価証券の株式91百万円)減損処理を行っております。」
有価証券の減損処理額が前年度の30百万円から91百万円へ増加し、市場価格変動等の影響が拡大した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当事業年度において、有価証券について30百万円(その他有価証券の株式30百万円)減損処理を行っております。」
有価証券・投資有価証券の市場価格変動等に伴う減損リスクが、当年度の株式30百万円の減損処理として実際に発生した。 - FY2018評価基準の具体化有価証券報告書
「当社は、純投資目的及び長期的な協力関係や取引関係の観点から株式等を所有しており、投資価値の下落が一時的でないと判断した場合に株式等の減損処理を実施することとしております。即ち、時価のある「その他有価証券」については、期末時価が帳簿価格を30%以上下回った場合に、また、時価のない「その他有価証券」については評価対象となる純資産額が帳簿価格を50%以上下回った場合に減損処理を実施するものであります。」
有価証券・投資有価証券の市場価格変動リスクについて、減損処理の基準を時価30%以上の下落、または純資産額50%以上の下落として具体化している。 - FY2017初出有価証券報告書
「有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の債券や上場株式であり、発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されております。」
保有する債券・上場株式について、発行体の信用リスクと市場価格変動リスクを認識し、市場価格や発行体の業績・財務状況を把握するとしている。