海外大手取引先への売上依存
FY2023-Q3に初出。9回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。122社中39社が悪化側に。
- FY2026海外売上増・大手得意先の注文抑制併存有価証券報告書
「そのような状況下においても、展示会での受注獲得や新規顧客の開拓に取り組むとともに、米国向け輸出が伸長したことにより、海外売上は前年同期比7.3%増となりました。」
インド・タイの大手得意先が注文を控える一方、展示会受注、新規顧客開拓、米国向け輸出の伸長により海外売上は前年同期比7.3%増となった。大手得意先依存に対する分散策の効果と受注抑制が併存している。 - 2026-09-14顕在化業績予想の修正
「インドやタイの大手得意先を中心に注文を控える動きがみられました。」
海外大手得意先への依存に関して、インド及びタイの大手得意先が注文を控える動きが記載された。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「一方海外は、アメリカ市場における関税の影響が継続していることに加え、地金相場の高騰により販売価格が上昇し、需要が減退したことから、受注環境は軟調に推移いたしました。」
海外大手取引先への売上依存に関して、米国市場の関税の影響が継続し、地金相場高騰による価格上昇と需要減退により受注環境が軟調となった。海外向けパーツ・製品販売は535,331千円となり、前年同期の589,330千円から減少した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「一方、海外市場では、米国によるいわゆる「トランプ関税」の発表を受け、インドやタイの大手得意先が注文を控える動きに転じたことで、大きな影響を受けました。」
海外大手取引先への売上依存について、インド・タイの大手得意先が注文を控え、海外売上が前年同期比6.5%減となる影響が実際に現れた。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「一方海外は北米市場や中東市場の再開拓が進んだものの、大手得意先からの受注が軟調であったことから前年同期に比べて4.5%減となりました。」
海外大手取引先への売上依存について、大手得意先からの受注軟調が海外売上高の前年同期比4.5%減として実際に現れた。北米・中東の再開拓は進んだと記載している。 - FY2024対処有価証券報告書
「今後の安定成長に向けては、売上総利益率の高い海外売上高を伸長させることが必須の条件であり、また同時に特定地域、顧客、商品及び製品に売上を依存しないよう販売ポートフォリオの適正化も進めていく必要があると考えております。」
海外大手取引先への依存からの脱却に関し、海外売上を伸ばしつつ、特定地域・顧客・商品・製品への依存を避ける販売ポートフォリオ適正化を継続している。海外売上高は増加し、新規市場・顧客の広がりも記載された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「これは主にタイ、インド、アメリカ合衆国を中心にDancing Stone(※1)作成用パーツやテニスチェーン(※2)の販売が好調だったこと、本年3月に開催された香港展示会での売上を含み同地向けの販売が堅調であったこと、エクアドル等新規得意先の開拓が進んだこと等を要因として海外売上高が大幅に増収増益となったことによります。」
海外大手取引先への依存に関して、タイ、インド、米国での販売好調に加え、エクアドル等の新規得意先開拓が進み、売上源の広がりが記載されている。依存度の新たな数値は示されていない。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「これは主に、海外大手得意先からの受注が戻りつつあること、海外の新規顧客の開拓が着実に前進していること、国内外の得意先から品質の支持を受けてテニスチェーンの販売が拡大していることによります。」
海外大手得意先への売上依存に関して、受注が戻りつつあることに加え、海外の新規顧客開拓が前進していると記載している。依存度の新たな数値は示されていない。 - FY2023-Q3初出有価証券報告書
「これらの取り組みを継続し、海外大手取引先への売上依存から脱却し安定した売り上げ確保に向けて強い成長基盤を築いてまいります。こうした活動を行ってまいりましたが、当第3四半期連結会計期間において海外大手取引先からの受注減少をカバーすることができず、国内売上高は、1,633,124千円となり、海外売上高は、585,587千円となりました。」
海外大手取引先への売上依存からの脱却を成長基盤構築の課題として初めて明示した。同時に、海外大手取引先からの受注減少をカバーできず、海外売上高が585,587千円となったことから、依存に伴う影響が当該四半期に実際に現れている。