滞留在庫・たな卸資産評価損
FY2020に初出。20回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2026。
クロスフォーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。38社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに41社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度は前連結会計年度に比べて棚卸資産が248,034千円増加し、2,369,046千円となりました。」
棚卸資産は前期の2,121,012千円から2,369,046千円へ増加した。棚卸評価損も42,475千円から50,898千円へ増加し、在庫エクスポージャーと評価リスクが拡大している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「棚卸資産の増加額 461,129千円」
棚卸資産が当中間連結会計期間に461,129千円増加し、営業活動によるキャッシュ・フローの減少要因となった。前期末から商品及び製品は減少した一方、仕掛品及び原材料・貯蔵品が増加し、在庫エクスポージャーが拡大している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度は前連結会計年度に比べて棚卸資産が136,260千円増加し、2,121,012千円となりました。」
棚卸資産は前期の1,984,752千円から2,121,012千円へ136,260千円増加した。海外大手ブランドの発注ロット対応に必要な在庫を保有する一方、適正在庫管理を一層進める課題が示された。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「これは主に、減価償却費56,729千円、棚卸資産の減少額109,925千円、未払又は未収消費税等の増加56,752千円等の増加要因があったものの、売上債権の増加額89,812千円等の減少要因があったことによるものであります。」
棚卸資産はキャッシュ・フロー上109,925千円減少し、貸借対照表でも商品及び製品が52,333千円、仕掛品が60,864千円減少した。在庫エクスポージャーは縮小方向となった。 - FY2024対処有価証券報告書
「当連結会計年度は前連結会計年度に比べて棚卸資産が317,875千円減少し、1,984,752千円となりました。」
棚卸資産は前期比317,875千円減少し、1,984,752千円となった。売上原価に含まれる棚卸評価損も82,174千円から57,672千円へ減少した。 - FY2024-Q3製品在庫減少・仕掛品等増加有価証券報告書
「商品及び製品 1,336,646 1,025,296 仕掛品 264,820 372,121 原材料及び貯蔵品 701,161 755,121」
商品及び製品は前連結会計年度末から311,350千円減少した一方、仕掛品は107,301千円、原材料及び貯蔵品は53,960千円増加した。棚卸資産全体では減少方向だが、構成項目には増加もある。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「これは主に、商品及び製品が192,178千円減少、固定資産が50,041千円減少しましたが、現金及び預金が25,395千円増加、受取手形及び売掛金が27,121千円増加したこと等によるものであります。」
商品及び製品が前連結会計年度末比192,178千円減少し、前期まで拡大していた在庫エクスポージャーが縮小した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に、商品及び製品が30,983千円増加、仕掛品が26,611千円増加、原材料及び貯蔵品が30,923千円増加、貸倒引当金が31,456千円減少、現金及び預金が33,936千円減少したこと等によるものであります。」
商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品が合計88,517千円増加し、在庫エクスポージャーが四半期ベースで拡大した。新たな棚卸資産評価損の計上は記載されていない。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「期末に製品抗菌サービスの販売終了に伴い薬剤20,478千円の棚卸資産評価損を計上したこと等により経常損失は224,159千円」
棚卸資産リスクについて、製品抗菌サービスの販売終了に伴う薬剤20,478千円の評価損が発生した。また、売上原価に含まれる棚卸評価損は82,174千円となり、在庫評価への影響が実際に現れた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「これは主に、商品及び製品が216,428千円、仕掛品が165,532千円増加し、現金及び預金が298,034千円減少したこと等によるものであります。」
商品及び製品、仕掛品がそれぞれ216,428千円、165,532千円増加し、在庫エクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「これは主に、売上債権の減少額1億63百万円等の増加要因があったものの、税金等調整前四半期純損失1億11百万円及び棚卸資産の増加額2億84百万円等の減少要因があったことによるものであります。」
棚卸資産が2億84百万円増加し、営業活動による資金の減少要因となった。評価損の新規計上は記載されていないが、在庫エクスポージャーは拡大している。 - FY2023-Q1基幹システム再構築に伴う評価方法変更有価証券報告書
「当社の製品、仕掛品、原材料の評価方法は、従来、主として総平均法による原価法を採用しておりましたが、当第1四半期連結会計期間の期首より、移動平均法による原価法に変更しております。当該変更は、基幹システムの再構築を契機として、より迅速かつ適正な期間損益計算を行うことを目的としたものであります。」
基幹システム再構築を契機に、製品・仕掛品・原材料の評価方法を総平均法から移動平均法へ変更した。影響は軽微で、遡及適用は行っていない。 - FY2022棚卸資産増加と年度評価損額更新有価証券報告書
「売上原価に含まれる棚卸評価損 30,130 千円」
棚卸評価損は前期の51,395千円から30,130千円へ減少した一方、製品は1,039,520千円、原材料及び貯蔵品は723,590千円へ増加している。 - FY2021年度影響額更新有価証券報告書
「この変更により、従来の方法と比べて、当連結会計年度末のたな卸資産において、製品が8,519千円、原材料及び貯蔵品が14,068千円減少しており、営業損失、経常損失及び税金等調整前当期純損失は、それぞれ22,587千円増加しております。」
たな卸資産評価方法を切放し法へ変更した影響について、年度末の在庫減少額と各損失への影響額が確定・更新された。 - FY2021-Q3たな卸資産評価方法変更の影響額更新有価証券報告書
「この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結会計年度末のたな卸資産において、製品が12,998千円、原材料及び貯蔵品が10,697千円減少しており、営業損失、経常損失及び税金等調整前四半期純損失は、それぞれ23,695千円増加しております。」
FY2021-Q1から変更したたな卸資産評価方法について、第3四半期末時点の製品・原材料等の減少額と各損失への影響額が更新された。 - FY2021-Q2たな卸資産評価方法変更の影響額更新有価証券報告書
「この変更により、従来の方法と比べて、当第2四半期連結会計年度末のたな卸資産において、製品が10,148千円、原材料及び貯蔵品が15,251千円減少しており、営業損失、経常損失及び税金等調整前四半期純損失は、それぞれ25,399千円増加しております。」
FY2021-Q1から変更したたな卸資産評価方法について、第2四半期末時点の在庫減少額および損失増加額が更新された。 - FY2021-Q1たな卸資産評価方法の変更有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間より切放し法に変更しております。この変更は、在庫管理システムの見直しを契機に、経営環境の変化、たな卸資産残高の水準等を考慮し、適正なたな卸資産評価の観点からたな卸資産の評価方法について再度検討したことによるものです。」
在庫管理システムの見直しを契機に、たな卸資産評価方法を洗替え法から切放し法へ変更した。変更により、商品及び製品2,888千円、原材料及び貯蔵品5,230千円が減少し、営業損失・経常損失・税金等調整前四半期純損失が各8,118千円増加した。 - FY2020初出有価証券報告書
「滞留等により営業循環過程から外れた、たな卸資産につきましては、帳簿価額を貴金属の市場価格等を反映した処分見込価額まで切り下げる等の方法により、収益性の低下を適切に貸借対照表に反映させております。」
滞留在庫や市場環境・販売見込みの変化によるたな卸資産評価損の可能性を独立して記載し、当期にはたな卸資産評価損4,748千円を売上原価に計上している。